患者の前で感情を消してきた医師へ
医療の現場で燃え尽きないための感情の言語化
午前の外来で、検査結果を見ながら患者さんとご家族に病名を告げる。涙ぐむご家族に言葉を選び、治療の選択肢を説明し、診察室のドアが閉まったら、次の患者さんの名前を呼ぶ。夜は病棟で看取りに立ち会い、死亡診断書を書き終えたころには日付が変わっている。あのとき自分が何を感じていたのか、もう思い出せない。それは冷静さの証ではなく、心が燃え尽きる手前のサインかもしれません。日々、命と向き合う医師のために、結論から先にお伝えします。
結論:感情を消すのは医師の技術。ただし置き去りにすると燃え尽きにつながる
はじめに結論をお伝えします。診療の場で感情を抑え、冷静に判断することは、医師にとって欠かせない技術です。その技術を手放す必要はありません。問題は、抑えた感情を、あとで一度も言葉にしないまま置き去りにしてしまうことです。置き去りにされた感情は消えず、慢性的な疲労、患者への関心の薄れ、「何のために働いているのかわからない」という虚無感として、少しずつ医師自身をむしばんでいきます。
対策の要点は3つです。診療のあとに、短く自分の感情に名前をつけること。患者の感情を受けとめる共感の一言を持っておくこと。同僚と感情を話せる場をつくること。どれも時間のかかるものではありません。本記事では、その理由と具体的な方法を順にお伝えします。
こうした状態を、中島輝の近刊『感情を言語化すれば人生はうまくいく 感情迷子さんの本』では「感情迷子さん」と呼んでいます。感情をうまく認識・表現しにくくなっている状態のことです。心理学・精神医学では「アレキシサイミア(失感情症)」として研究されてきました。感情がないのではなく、感情に気づき、見分け、言葉にすることが難しい状態を指します。DSM-5やICD-11の独立した診断名ではなく、誰もが持つ特性の濃淡です。基本的な考え方はアレキシサイミア(失感情症)とは|感情に名前がつけられない人の特徴・原因・回復のヒントにまとめています。
地域医療の確保や研修のための特例水準では、年1,860時間までとされています
上限が「年1,860時間」まで認められる水準があるという事実そのものが、医師の仕事がどれほど長時間に及んできたかを物語っています。そのうえ、医師が向き合うのは、病名の告知、急変、看取りといった、強い感情を伴う場面ばかりです。長い労働時間と、重い感情の負担が重なる。これが、医師が感情迷子さんになりやすい構造です。迷子という言葉には、帰る場所があるという前提が含まれています。感じる力は、取り戻すことができます。
「冷静でいなければ」という職業規範が生むもの
医学教育の中で、多くの医師は「感情に流されず、客観的に判断せよ」と教わってきました。医療社会学では、患者に関心を寄せながらも感情的には一定の距離を保つ態度を「detached concern(距離を保った関心)」と呼び、医師の理想像として語られてきた歴史があります。目の前の患者が泣いていても、手術中に予期せぬ出血があっても、医師が動揺していては命を守れない。この規範には、確かな理由があります。
ただ、この規範が「感情を持ってはいけない」にすり替わると、問題が起きます。中島輝の近刊では、「感情的になるのは非効率だ」「弱さを見せてはいけない」という思い込みが強いとき、実際には感情を持っている自分との間に矛盾が生まれ、脳がそのストレスを避けるために「最初から感情を感じないようにする」方向へ働いていく、と説明しています。心理学でいう認知的不協和です。
| 感情を「抑える」 | 感情を「置き去りにする」 | |
|---|---|---|
| 診療中 | 動揺を脇に置き、判断に集中する | 同じく判断に集中する |
| 診療のあと | 「つらかった」「悔しかった」と短く名前をつける | 何も感じなかったことにして次へ進む |
| 数か月後 | 感情を感じる力が保たれている | 何を感じても「特に何も」になる |
| 患者との関係 | 患者の感情にも気づける | 患者の感情が見えにくくなる |
左の列と右の列は、診療中のふるまいだけを見ればまったく同じです。違うのは、診療のあとに感情を一度拾い上げるかどうかです。抑えることと、置き去りにすることは別物なのです。
燃え尽きの3つの側面と、感情の関係
社会心理学者のマスラック(Maslach)らは、燃え尽き症候群(バーンアウト)を情緒的消耗感、脱人格化、個人的達成感の低下の3つの側面でとらえました。このうち「脱人格化」とは、患者を一人の人としてではなく「症例」や「ベッド番号」として見るようになる状態です。感情を置き去りにし続けた結果、相手の感情も見えなくなっていく。燃え尽きと感情迷子さんは、深いところでつながっています。
冷静さは、感情を消すことではなく、
感情を一度脇に置き、
あとで必ず拾いに戻ること。
告知や看取りのあとに、感情を置き去りにしていませんか
医師の1日には、強い感情を伴う場面が何度も訪れます。けれども、その場面と場面の間には、ほとんど時間がありません。悪い知らせを伝えた5分後に、別の患者さんに笑顔で「お変わりありませんか」と声をかける。この切り替えの速さこそが医師の仕事の特徴であり、同時に感情が置き去りになる理由でもあります。
言えなかった感情は「未完了のタスク」として残る
中島輝の近刊では、言葉にできない感情は脳の中で「未完了のタスク」として残り続ける、と説明しています。途中で中断したことのほうが記憶に残りやすい「ツァイガルニク効果」と同じことが、感情でも起きているのです。あの患者さんに、もっと早く気づけたのではないか。あのときの説明は、あれでよかったのか。言葉にされない思いは、夜中にふと浮かび、眠りを浅くします。
「第二の被害者」という視点
医療事故や予期せぬ患者の死に関わった医療者が、深い自責、不安、不眠に苦しむことがあります。こうした医療者を、ウー(Wu)は2000年の論文で「second victim(第二の被害者)」と呼びました。患者と家族がいちばんの当事者であることはいうまでもありません。そのうえで、医療者自身もまた傷つきうる存在であると認めることが、医療の質と安全を守ることにつながる、という考え方です。傷ついたことを言葉にできない医師は、ひとりでその重さを抱え続けることになります。
医師の働き方改革と、削られていく「感じる時間」
2024年4月に始まった医師の働き方改革では、時間外・休日労働の上限に加え、長時間働く医師への面接指導や、勤務と勤務の間の休息時間(勤務間インターバル)の確保が求められるようになりました。医師の健康を守るための、大きな一歩です。
一方で、現場からは「労働時間は減っても、仕事の量は変わらない」という声も聞かれます。限られた時間に同じ量の診療を詰め込めば、1つひとつの場面の間にあった、わずかな余白がさらに削られます。廊下を歩きながら気持ちを落ち着ける数十秒、医局で同僚と交わす「さっきの、きつかったね」の一言。そうした余白こそが、感情を拾い上げる時間だったのです。
本の中に、40代の管理職、タカシさん(仮名)の話があります。タカシさんは「感情はノイズだ」と思って生きてきた方でした。部下が相談に来てもまず解決策を出し、家族が話しかけてきても論理的に返す。「最近、何のために働いているのかわからなくなった」という虚無感を抱えて、カウンセリングに来られました。
それだけで、部下の表情が変わるんですね」
医師ほど助けを求めにくい理由
医師は、人を助けることを仕事にしています。だからこそ、自分が助けを求める側に回ることに、強い抵抗を感じやすいのです。カウンセリングでお会いする医師の方々からは、次のような言葉をよく聞きます。
- 「医者が心療内科にかかるなんて、知られたら信用を失う」
- 「自分で自分の状態は判断できる」
- 「休めば、同僚にしわ寄せがいく」
- 「つらいのは、自分の力が足りないからだ」
- 「患者さんのほうが、ずっとつらい思いをしている」
どれも、責任感の強さから出てくる言葉です。けれども、医学の知識があることと、自分の感情に気づけることは別の能力です。他人の不調はすぐに見抜けるのに、自分の不調には気づかない。これは医師にとくに多いパターンです。
開業医は、さらにひとりになりやすい
開業医の場合は、さらに事情が複雑です。診療に加えて、スタッフの雇用、経営、地域との関係を一人で背負い、相談できる同僚が身近にいないことも少なくありません。「院長が弱音を吐いたら、クリニックが回らない」という思いから、感情をすべて自分の中にしまい込んでしまいます。職場全体で心の不調を支える仕組みについては、人事・産業保健の担当者向けの記事でも取り上げています。
助けを求めることは、弱さではありません。自分の状態を正しく評価し、必要な手を打つという、医師が患者に求めている行動そのものです。そのことを、自分自身にも許してあげてください。
患者の感情を受けとめる「共感の一言」
自分の感情に気づきにくくなると、患者の感情にも気づきにくくなります。とくに悪い知らせを伝える場面では、医師は「正確に、わかりやすく説明すること」に意識が向き、患者が今、どんな気持ちでその説明を聞いているのかが置き去りになりがちです。
悪い知らせの伝え方の手順として知られるSPIKES(バイルら、2000年)には、患者の感情に気づき、受けとめるステップ(E:Emotions/Empathy)が含まれています。また、患者の感情に応答する言葉を整理したNURSE(Naming:名づける、Understanding:理解を示す、Respecting:敬意を示す、Supporting:支える、Exploring:さらに尋ねる)という枠組みもあります。その最初が「Naming(感情に名前をつける)」であることは、感情の言語化の考え方とぴったり重なります。
| 場面 | つい言ってしまう一言 | 感情を受けとめる一言 |
|---|---|---|
| 告知のあと、患者が黙り込む | 「治療の選択肢ですが……」 | 「突然のことで、驚かれましたよね」(少し待つ) |
| 家族が強い口調で質問する | 「先ほどご説明したとおりです」 | 「ご心配で、いてもたってもいられないお気持ちだと思います」 |
| 治療の効果が出ていない | 「次の手を考えましょう」 | 「ここまで頑張ってこられたのに、悔しいですよね」 |
| 患者が「大丈夫です」と言う | 「では、また来月」 | 「大丈夫と言ってくださってありがとうございます。不安なことがあれば、いつでも聞かせてください」 |
本で紹介されている「共感の一言」は、正しいことを言いたくなったら、いったんこらえて「大変だったね」など共感の一言を先に言う、というワークです。正論はそのあとに言ってかまいません。共感の一言があるだけで、相手はその後の説明をスムーズに受け取れるようになる、と本では説明しています。
共感の一言は、医師自身も守る
共感の一言は、患者のためだけのものではありません。患者の感情に名前をつけるとき、医師は同時に、その場に流れている感情を自分でも認識しています。「驚かれましたよね」と言いながら、自分の中の「伝えるのがつらい」にも気づく。それが、感情を置き去りにしないための第一歩になります。看護師の立場からの関わりについては、「痛い」としか言えない患者さん|看護師が知っておきたいアレキシサイミアと心身症も参考になります。
同僚と感情を話せる場をつくる
医師一人ひとりの工夫には限界があります。だからこそ、チームや医局の中に、感情を話してもいい場をつくることが大切です。医療の現場には、そのための形がすでにいくつかあります。
デスカンファレンス
亡くなった患者さんについて、医師、看護師、多職種で振り返る場です。治療やケアの検証だけでなく、「あのとき、私はこう感じていた」と関わった人がそれぞれの感情を話す時間を設けると、看取りの重さをチームで分かち合うことができます。責任を追及する場ではない、と最初に確認しておくことが大切です。
急変や困難事例のあとの短い振り返り
急変対応や、対応の難しかったご家族との面談のあと、5分だけでも関わった人で集まり、「何が起きたか」に加えて「今どんな気持ちか」を一言ずつ話します。「まだ手が震えている」「悔しい」「ほっとした」。言葉にすることで、それぞれが感情を家に持ち帰らずにすみます。
医局での「さっきの、きつかったね」
制度にしなくても、医局や休憩室での一言には大きな力があります。上の立場の医師が「今日の告知は、正直こたえた」と自分の感情を言葉にすると、若手の医師も「自分も感じていい」と思えるようになります。感情を言葉にする手本を見せることも、指導の一つです。
組織の中で、意見や気持ちを安心して出せる状態を、心理学ではエドモンドソン(Edmondson)が1999年の研究で「心理的安全性」と名づけました。エドモンドソンの研究の出発点の一つは、病院の看護チームでのミスの報告をめぐる調査でした。感情を話せるチームは、ミスやヒヤリハットも話しやすいチームです。医師の感情の言語化は、医療安全とも深くつながっています。
当直明けでもできる、医師のための感情ワーク
最後に、医師自身のためのワークを紹介します。本で紹介しているワークを、医師の1日に合わせて作り直しました。どれも1分以内でできます。全部やる必要はありません。1つ選んで、1週間試してみてください。
心の体温チェック|手指消毒のついでに
病室を出て手指消毒をするとき、手をこすり合わせながら「今、自分の体は温かい? 冷たい? かたい?」と3秒だけ確かめます。手が冷たい、肩に力が入っている、呼吸が浅い。体の信号に気づく練習は、感情に気づく力の土台になります。本では、体の信号に気づきやすい人ほど感情の識別能力も高い、という報告が紹介されています。
5秒ルール|説明を始める前に
患者さんやご家族に説明を始める前に、5秒だけ待ち、「この人は今、何を感じている?」と自分に問いかけます。本で紹介されている「5秒ルール」です。判断が速く、説明に慣れた医師ほど、すぐに本題に入りがちです。5秒の間に相手の表情を見るだけで、最初にかける言葉が変わります。
3段階温度計|重い場面のあと、次の診察の前に
告知や看取り、厳しい家族対応のあと、次の患者さんを呼ぶ前に、「ちょっと・そこそこ・すごく」で今の感情の強さを確かめます。「そこそこ重い」「すごく悔しい」。感情に名前と強さをつけると、不安や恐怖に反応する扁桃体の活動が下がることが、リーバーマン(Lieberman)らの研究(2007年)で示されています。「すごく」が出たら、水を一口飲んでから次へ進んでください。
感情だけ日記|当直明け、帰る前に
カルテには経過と所見を書きますが、この日記には感情だけを書きます。「急変のとき、こわかった」「ご家族の『ありがとう』で少し救われた」「とくに何も感じなかった」。本では、「何も感じなかった」も立派な感情の記録だとしています。感情に触れて書くことがストレスの軽減と関係していることは、ペネベーカー(Pennebaker)らの筆記開示の研究でも示されてきました。
中島輝より一言
私は長いあいだ、感情を外に出さずに生きてきました。そこから抜け出せたと感じたのは、35歳のころです。振り返ると、抜け出すきっかけになったのは、大きな決断ではなく、「今、自分はつらいんだ」と小さく認めることでした。医師の方から「患者さんの前では何も感じないようにしてきた」という話を聞くたびに、その誠実さに頭が下がります。感じないようにしてきたのは、あなたが冷たいからではありません。目の前の命を守るために、自分の感情を差し出してきたからです。その感情を、1日の終わりに少しだけ、自分のもとに戻してあげてください。
6つの感の木のたとえでいえば、自分の感情に気づくことは「根」にあたる自尊心≒自己存在感を育てます。そして、患者さんの感情に寄り添い、「ありがとう」を受け取れる医師は、「実」にあたる自己有用感、つまり「自分は誰かの役に立っている」という感覚を実らせることができます。燃え尽きとは、この実を感じられなくなる状態でもあります。根を太くすることが、実を取り戻す近道です。
しんどさが続くときは、ひとりで抱えないで
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厚生労働省 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」
こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556
よくあるご質問
冷静さとは、感情を消すことではない。
感情を言葉にできる医師が、長く患者を支える。
患者と自分の状態を知らせてくれる大切な所見です。
自分を大切にしよう
患者さんの前で、感情を消してきた。それは、目の前の命を守るために、あなたが身につけてきた大切な技術です。その技術を誇りに思ってください。ただ、消したつもりの感情は、消えたのではなく、あなたの中に置き去りにされているだけかもしれません。
手指消毒のついでに、3秒だけ体の温度を確かめる。説明を始める前に5秒待ち、患者さんの表情を見る。重い場面のあとに「そこそこ重い」と名前をつける。医局で「今日のは、こたえた」と同僚に言ってみる。どれも小さな一言ですが、その一言が、あなたを燃え尽きから守り、患者さんに届く言葉を取り戻させてくれます。
人を助ける仕事を続けるためには、助ける人自身が守られていなければなりません。毎日、命と向き合っているあなた自身の心を、まずはあなたが大切にしてください。自分を大切にしよう。自分の感情を大切にできる医師のもとでこそ、患者さんも安心して自分の気持ちを話すことができます。
本記事の参考資料・科学的根拠
- 中島輝『感情を言語化すれば人生はうまくいく 感情迷子さんの本』(近刊)原稿
- 中島輝・自己肯定感アカデミー「アレキシサイミア 感情の鈍麻:失感情」講座資料
- Taylor, G.J., Bagby, R.M., & Parker, J.D.A. (1997). Disorders of Affect Regulation: Alexithymia in Medical and Psychiatric Illness. Cambridge University Press.(邦訳『アレキシサイミア―感情制御の障害と精神・身体疾患』星和書店)
- Maslach, C., & Jackson, S.E. (1981). The measurement of experienced burnout. Journal of Occupational Behaviour, 2, 99-113.
- Wu, A.W. (2000). Medical error: the second victim. BMJ, 320, 726-727.
- Baile, W.F. et al. (2000). SPIKES―A six-step protocol for delivering bad news. The Oncologist, 5, 302-311.
- Back, A.L. et al. (2005). Approaching difficult communication tasks in oncology. CA: A Cancer Journal for Clinicians, 55, 164-177.
- Lieberman, M.D. et al. (2007). Putting feelings into words: Affect labeling disrupts amygdala activity in response to affective stimuli. Psychological Science, 18, 421-428.
- Edmondson, A. (1999). Psychological safety and learning behavior in work teams. Administrative Science Quarterly, 44, 350-383.
- Pennebaker, J.W. (1997). Writing about emotional experiences as a therapeutic process. Psychological Science, 8, 162-166.
- 厚生労働省「医師の働き方改革」(2024年4月施行)
- 厚生労働省 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」

自己肯定感の第一人者である中島 輝と共に、自己肯定感の重要性を多くの人に伝えるために活動中。講師としての登壇経験が多く、自己肯定感をはじめとするセラピー・カウンセリング・コーチングの知識が豊富。メディアサイト「自己肯定感ラボ」を通じ、誰もが輝いて生きていくための情報を発信中。







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