「いい子」でいようとするきょうだい児の気持ち
障害・病気のきょうだいがいる子と感情の言語化
下の子の通院やリハビリに付き添う日々。上の子は文句ひとつ言わず、宿題も自分で済ませ、「ママ、大丈夫だよ」と笑ってくれる。ありがたい、と思う一方で、ふと胸がざわつく。「この子は、本当はどう感じているんだろう」。あるいは、かつて自分がその「手のかからない子」だった、という方もいるかもしれません。最初にお伝えしたいのは、この記事は誰かを責めるためのものではないということです。家族みんなが精いっぱいだからこそ、言葉にならずにしまわれた気持ちがある。その気持ちに、そっと名前をつけるお手伝いをしたいと思います。
「うちの子は手がかからない」の裏側で
一度もわがままを言ったことがないんです」
障害や病気のあるきょうだいがいる子どもは、支援の現場で「きょうだい児」と呼ばれることがあります。きょうだい児の多くは、とても早い時期から家族の状況を敏感に感じとっています。親が疲れていること、きょうだいに手がかかること、家の空気がピリッとしていること。そして多くの子が、「自分まで困らせてはいけない」と考えるようになります。
その結果、親から見ると「手がかからない、しっかりした子」に育っていきます。もちろん、それはその子の優しさであり、本当に頼もしい力です。ただ、その「いい子」の裏側で、自分の気持ちを感じたり言葉にしたりする機会が、少しずつ減っていくことがあるのです。
念のためにお伝えしておくと、これは親の育て方が悪いという話ではまったくありません。限られた時間と体力の中で、家族みんながそれぞれの場所で踏ん張っている。その中で自然に起きることだからこそ、知っておくだけで、ずいぶん関わり方が変わるのです。
「手がかからない」は、
気持ちがないという意味ではありません。
気持ちを、ひとりで抱えているという意味かもしれません。
気持ちを言葉にしにくい状態には名前がある|アレキシサイミアと感情迷子さん
自分の感情に気づき、見分け、言葉にすることが難しい状態を、心理学ではアレキシサイミア(失感情症)と呼びます。感情がないわけではなく、感情は生まれているのに、それをつかまえて名前をつけるところでつまずいている状態のことです。全体像はアレキシサイミア(失感情症)とは|感情に名前がつけられない人の特徴・原因・回復のヒントにまとめています。
これは病名ではありません。DSM-5やICD-11といった診断の基準でも独立した病気としては扱われておらず、誰もが持っている特性の濃淡と考えられています。生まれ持った気質だけでなく、「気持ちを出すより、我慢したほうがうまくいく」という環境が長く続くことでも濃くなることがあります。
私はこうした状態にある人を「感情迷子さん」と呼んでいます。中島輝の近刊『感情を言語化すれば人生はうまくいく 感情迷子さんの本』で使っている言葉で、感情をうまく認識・表現しにくくなっている状態のことです。迷子という言葉には、帰る場所があるという前提が含まれています。気持ちは消えたのではなく、しまわれているだけ。だから、取り出し方を練習すればいいのです。
赤ちゃんの頃から、気持ちは「映し返し」で育つ
子どもは、自分の気持ちを最初から自分で見分けられるわけではありません。泣いたときに大人が「さみしかったね」「びっくりしたね」と表情と言葉で映し返してくれることで、少しずつ「この感じは『さみしい』なんだ」と学んでいきます。1961年のカタン(Katan)の観察では、保育園の子どもたちに気持ちの名前を教えると、感情のコントロールだけでなく考える力まで伸びたと報告されています。
きょうだい児の家庭では、親の注意がどうしてもきょうだいのケアに向きやすくなります。映し返してもらえる回数が少し減る。それが積み重なると、自分の気持ちに名前をつける練習の機会も減っていきます。大事なのは、その分をあとから補うことができる、ということです。
「自分は我慢して当然」という思い込みが生まれるまで
きょうだい児がよく口にする言葉があります。「だって、○○ちゃんのほうが大変だから」。自分が熱を出しても、学校で嫌なことがあっても、「きょうだいに比べたら、自分のことなんて小さい」と考えてしまうのです。
このループの中にいる子は、「いい子」でいることで家族の役に立ち、愛されていると感じています。だからこそ、我慢をやめることは、自分の居場所を失うことのように思えてしまうのです。
そして長く続くと、我慢していることにさえ気づかなくなります。「さみしい?」と聞かれても、「別に」「大丈夫」と答える。うそをついているのではなく、本当に自分の気持ちがよくわからなくなっているのです。これは、感情迷子さんのタイプ1「感情がわからない」状態にとても近い姿です。
「えらいね」に一言足すだけで変わる
だからといって、「えらいね」「助かったよ」とほめるのをやめる必要はありません。感謝を伝えることは大切です。ただ、そこに気持ちを映し返す一言を足してみてください。
| いつもの言葉 | 一言足すと |
|---|---|
| 「お留守番、えらかったね」 | 「お留守番してくれてありがとう。一人で、ちょっと心細くなかった?」 |
| 「弟の面倒みてくれて助かった」 | 「助かったよ。本当は自分の遊びもしたかったよね」 |
| 「わがまま言わないでいい子だね」 | 「いつも我慢させちゃってるね。言いたいことがあったら、いつでも聞くよ」 |
子どもがすぐに「うん、さみしかった」と答えなくても大丈夫です。「自分の気持ちを気にかけてくれる人がいる」と知ることが、しまわれた気持ちを取り出す最初の一歩になります。
さみしさ、嫉妬、罪悪感|混ざり合う気持ちに名前をつける
きょうだい児の心の中では、ひとつの出来事に対していくつもの気持ちが同時に動いています。たとえば、親がきょうだいの入院に付き添うために、楽しみにしていた運動会に来られなくなったとき。
とりわけ扱いにくいのが、嫉妬と罪悪感です。「病気のきょうだいがうらやましい」と感じた瞬間に、「そんなことを思う自分はひどい人間だ」という罪悪感がすぐにかぶさってきます。すると、うらやましさも罪悪感も、まとめて心の奥にしまいこまれてしまいます。
大人が覚えておきたいのは、きょうだいへの嫉妬やいら立ちは、ごく自然な気持ちだということです。どの家のきょうだいでも、親の関心をめぐってやきもちを焼くものです。障害や病気があるからといって、その自然な気持ちが消えるわけではありません。むしろ「思ってはいけない」と押さえこむ分だけ、強く残りやすくなります。
「どっちも本当だね」と受けとめる
子どもが「○○ばっかりずるい」と言ったとき、「そんなこと言わないの」と止めたくなるかもしれません。そんなときは、いったん受けとめてみてください。
でも、○○のことも心配なんだよね。どっちも本当だね」
混ざった気持ちを、どちらか一方に決めさせる必要はありません。反対向きの気持ちが同時にあっていいと伝わることで、子どもは安心して自分の心を見られるようになります。これは、ありのままの自分を受け入れる「自己受容感」を育てることにもつながります。
体や行動に出るサイン|「いい子」の子が出しているSOS
気持ちを言葉にしにくい子は、そのぶん体や行動でSOSを出すことがあります。アレキシサイミアの研究は、もともと心身症の研究から始まりました。言葉にならなかった気持ちは、別の出口を探して体や行動に現れやすいのです。
- 朝になると頭やお腹が痛くなる、保健室に行く回数が増えた
- きょうだいの通院や入院のあとに、熱を出したり体調を崩したりする
- 学校では「しっかり者」なのに、家では急に無口になる
- 小さな失敗で激しく自分を責める、または急に泣き出す
- 親に甘えてこない一方で、ぬいぐるみやペットにはよく話しかけている
- 「将来は看護師になって○○を助ける」など、早くから役割を背負っている
- 友だちと遊ぶ約束を、家のことを理由に断ることが多い
どれかが当てはまったからといって、何か問題があると決めつける必要はありません。ただ、「この子なりの気持ちの出し方かもしれない」という目で見てみると、関わり方のヒントが見えてきます。体のサインが長く続くときは、小児科や学校の先生、スクールカウンセラーとも相談してください。
中島輝より一言
私は幼いころ、育ててくれた里親と突然別れることになりました。そのとき私が選んだのは、心の中では不安と孤独、怒りを抱えながら、表面上は「いい子」のふりをすることでした。周りの大人は、私の感情にほとんど気づかなかったと思います。小学生のころには、理由もわからず涙が流れて、友だちに「どうしたの?」と聞かれても「なんでもない」としか言えませんでした。だからこそ、手のかからない子ほど、誰かが「本当はどう?」と気にかけてくれることの大きさを、私は身をもって知っています。
親が1対1の時間をつくる工夫|5分から始める「あなただけの時間」
きょうだい児への関わりとして、支援の現場で繰り返し大切だといわれているのが、親と1対1で過ごす時間です。きょうだいのことを気にせず、「自分だけを見てもらえる」時間は、しまわれた気持ちが出てくるための安全な場所になります。
とはいえ、ケアの必要な家族がいると、まとまった時間をつくるのは簡単ではありません。大切なのは長さよりも、「この時間はあなたのため」と子どもにはっきり伝わることです。
寝る前の「あなただけタイム」
きょうだいが寝たあと、またはパートナーにケアを代わってもらい、5分だけ上の子の布団の横に座ります。スマホは置いて、話を聞くだけ。何も話さなくてもかまいません。「今日の気分、天気でいうと何?」と聞いてみるのもおすすめです。
2人だけのおでかけ
近所のカフェ、図書館、公園など、短い時間でかまいません。行き先は子どもに決めてもらいます。「今日は○○ちゃんの日」と名前をつけると、特別な時間だと伝わりやすくなります。祖父母や支援サービスの力を借りられる日に予定を入れておくと続けやすくなります。
移動中や家事の「ながら会話」
真正面から向き合うと話しにくい子もいます。スーパーへの買い物、一緒に洗濯物をたたむ時間など、横並びで手を動かしながらのほうが、ぽろっと本音が出ることがあります。
守れなかったときは、気持ちごと謝る
急な通院や体調の変化で、約束が守れないこともあるでしょう。そんなときは「楽しみにしてたのに、ごめんね。がっかりしたよね」と、子どもの気持ちに名前をつけて謝ります。そして必ず、別の日を決め直します。
親自身も、ケアと仕事と家事で心身ともに疲れきっていることが多いはずです。1対1の時間がとれない日があっても、自分を責めないでください。完璧な時間より、「あなたのことも大事に思っている」と伝え続けることのほうが、ずっと子どもの心に残ります。
親自身も「感情迷子さん」になっていないか
障害や病気のある子を育てる毎日は、緊張の連続です。診断を受けた日のショック、通院や手続きの段取り、周りの目、将来への不安。そのたびに「今は泣いている場合じゃない」と気持ちを後回しにしてきた方も多いのではないでしょうか。気づけば、親自身が自分の気持ちをわからなくなっていることがあります。
親が「疲れた」「不安だ」と言えない家庭では、子どもも「つらい」と言いにくくなります。逆に、親が「今日はお母さん、ちょっと疲れちゃった。でもあなたと話せてほっとしたよ」と自分の気持ちを言葉にすると、子どもは「気持ちは言っていいものなんだ」と学びます。子どもに気持ちを聞く前に、まず親が自分の気持ちに一言、名前をつけてみてください。それは、きょうだい児にとって何よりの見本になります。
家庭でできる感情の言語化ワーク
書籍原稿の第4章で紹介しているワークの中から、きょうだい児とその家族に合うものを選んで、家庭向けにアレンジしました。親子で一緒にやることで、子どもだけでなく親自身の気持ちにも気づきやすくなります。
言葉にしなくていい、色で今日を残す
12色の色鉛筆を用意して、寝る前に今日の気分に近い色でカレンダーの1マスを塗ります。言葉にするのが苦手な子でも、色を選ぶだけなら簡単です。親も自分の欄を塗ると、「今日はお母さんもグレーだったんだ」と気持ちを分けあうきっかけになります。黒や白ばかりが長く続くときは、少し気にかけてあげてください。
「モヤモヤ」「ぽかぽか」でいい
「今日、心はどんな音がした?」と聞いてみます。「ザワザワ」「ぽかぽか」「ずーん」。オノマトペなら、混ざった気持ちもまとめて表現できます。正しい感情語である必要はありません。
「ちょっと・そこそこ・すごく」で強さを聞く
子どもが「さみしかった」と言えたら、「ちょっと?そこそこ?すごく?」と聞いてみます。強さを区別するだけで、気持ちの解像度はぐっと上がります。「ちょっとさみしかったけど、すごく誇らしかった」のように、混ざった気持ちを整理する助けにもなります。
物語の登場人物の気持ちを一緒に想像する
アニメや絵本、ドラマを一緒に見ながら、「この子は今、どんな気持ちかな?」と聞いてみます。自分の気持ちは言えなくても、物語の人物の気持ちなら話せる子は多いものです。きょうだいがいる主人公の物語を選ぶと、「この子、ちょっと私に似てるかも」と自分の話につながることもあります。
気持ちを話してくれなくても大丈夫。
色でも、音でも、物語の誰かでもいい。
出口が1つあれば、心は少しずつ動き出す。
きょうだい会・きょうだい支援という居場所
家族の中だけでは話しにくい気持ちもあります。そんなとき力になるのが、同じ立場のきょうだい同士が出会える場です。
各地には、障害や病気のある子のきょうだいを対象にした「きょうだい会」や、病院・親の会・NPOなどが開くきょうだい支援のプログラムがあります。小さな子ども向けには、遊びやレクリエーションを中心にしたイベント、思春期以降や大人向けには、同じ経験をもつ人同士で語り合う会などが開かれています。小児病棟や療育施設で、きょうだいのための預かりや交流の時間を設けているところもあります。
きょうだい会の大きな意味は、「わかるよ」と言ってもらえる体験にあります。「病気のきょうだいがうらやましいと思ったことがある」。家族には絶対に言えなかった気持ちを、同じ立場の誰かが先に口にしてくれる。それだけで、「こんなふうに感じていいんだ」と心がほどけることがあります。
探し方のヒント
- きょうだいが通う病院の医療ソーシャルワーカーや看護師に聞いてみる
- 療育機関、特別支援学校、親の会に、きょうだい向けの活動がないか尋ねる
- 自治体の障害福祉の窓口や、地域の社会福祉協議会に相談する
- 「きょうだい支援」「きょうだい会」と地域名で検索する
親が先に、親の会やきょうだい支援の講座に参加してみて、雰囲気を確かめてから子どもに伝えるのもよい方法です。参加するかどうかは、子ども自身に選んでもらってください。「行ってみる?」と聞いて、乗り気でなければ無理に連れていく必要はありません。そういう場所があると知っているだけでも、子どもの心の支えになることがあります。ご家族に病気の人がいるときの気持ちの扱い方は、家族の病気と感情の言語化の記事でも紹介しています。
大人になったきょうだい児へ|今からでも気持ちは取り戻せる
この記事を読みながら、「これは子どものころの自分だ」と感じた方もいるかもしれません。大人になったきょうだい児の中には、次のような思いを抱えている人が少なくありません。
- 人に頼るのが苦手で、何でも一人で抱えてしまう
- 自分の希望より、周りの都合を先に考えてしまう
- 「疲れた」「つらい」と言うことに、なぜか罪悪感がある
- 親の老いやきょうだいの将来のことを考えると、胸が重くなる
- 自分がどうしたいのか、よくわからない
もし当てはまるなら、まず伝えたいのは、子どものころのあなたは本当によく頑張ったということです。家族を助けようとしたその優しさは、あなたの大切な一部です。そのうえで、今のあなたには、しまってきた気持ちを取り出す権利があります。
おすすめは、「あのときの私は、本当はどう感じていた?」と、子どものころの自分に向けて書いてみることです。「運動会に来てほしかった」「私だって抱きしめてほしかった」。何十年たっていても、気持ちに名前をつけることには意味があります。書き出すと苦しくなりすぎる場合は、無理をせず、カウンセラーなど専門家と一緒に取り組んでください。大人のきょうだい同士が語り合う会に参加するのも、一つの方法です。
子どものころ、しまうしかなかった気持ち。
今のあなたなら、そっと取り出してあげられる。
それは、家族を裏切ることではありません。
よくあるご質問
さみしさや悔しさが、ちゃんとある。
その気持ちに、そっと名前をつけてあげよう。
その子が自分を大切にする力になります。
自分を大切にしよう
障害や病気のあるきょうだいがいる子は、家族を思う優しさから、自分の気持ちをしまうことを早くから覚えます。「自分は我慢して当然」という思い込み、さみしさと嫉妬と罪悪感が混ざりあった心、そして言葉の代わりに体や行動に出るSOS。それは、その子が弱いからでも、親の関わりが足りないからでもありません。家族みんなが精いっぱいだからこそ起きる、自然なことです。
だからこそ、できることがあります。「えらいね」に気持ちを映し返す一言を足す。寝る前の5分を「あなただけの時間」にする。色やオノマトペ、物語の登場人物を通して気持ちに出口をつくる。そして、きょうだい会のような「わかるよ」と言ってもらえる場所につなげる。どれも、今日から始められる小さな一歩です。
大人になったきょうだい児の方も、親として毎日を支えている方も、まずは自分自身の気持ちに目を向けてください。疲れていい、さみしいと思っていい、頼っていい。自分を大切にしよう。あなたが自分の気持ちを大切にすることは、家族の誰かを置き去りにすることではなく、家族みんなが安心して気持ちを分けあえる土台をつくることなのです。同じように家族の中で役割を担う子どもについては、ヤングケアラーと感情の言語化でもくわしく取り上げています。
本記事の参考資料・科学的根拠
- 中島輝『感情を言語化すれば人生はうまくいく 感情迷子さんの本』(近刊)書籍原稿
- Taylor, G.J., Bagby, R.M., & Parker, J.D.A. (1997). Disorders of Affect Regulation: Alexithymia in Medical and Psychiatric Illness. Cambridge University Press.(邦訳『アレキシサイミア―感情制御の障害と精神・身体疾患』星和書店)
- Katan, A. (1961). Some thoughts about the role of verbalization in early childhood. The Psychoanalytic Study of the Child, 16.
- A.N.シン「心身症とアレキシサイミア(失感情症)」永田勝太郎ほか訳、『心身症の診断と治療』所収
- 中島輝・自己肯定感アカデミー「アレキシサイミア 感情の鈍麻:失感情」講座資料(一般人口の10.1〜16.3%)

自己肯定感の第一人者である中島 輝と共に、自己肯定感の重要性を多くの人に伝えるために活動中。講師としての登壇経験が多く、自己肯定感をはじめとするセラピー・カウンセリング・コーチングの知識が豊富。メディアサイト「自己肯定感ラボ」を通じ、誰もが輝いて生きていくための情報を発信中。







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