お金の不安が消えないのは「感情」を見ていないから
投資・返済・老後と感情の言語化
含み損の出た銘柄を、「いつか戻る」と思いながら何か月も持ち続けている。カードの明細やローンの通知を、封も開けずに引き出しにしまっている。夜中にふと老後の資金を計算しはじめて、眠れなくなる。お金の不安が消えないのは、金額が足りないからだけではありません。その下にある恐れ・恥・焦り・比較という「感情」を見ていないからかもしれません。ノーベル経済学賞を受けた行動経済学の知見も手がかりに、投資・返済・老後とお金の不安を、感情の言語化から見直します。
結論:お金の不安は「金額」より「感情」が大きくしている
結論からお伝えします。お金の不安がいつまでも消えないのは、多くの場合、金額の問題だけではありません。不安の下にある恐れ・恥・焦り・比較という感情に名前がついていないため、不安が「正体のわからない大きなもの」になっているのです。
この記事のポイントは3つです。
- お金の判断は、感情に強く左右される。損切りできない、明細を開けない、周りにつられて買う。どれも「知識不足」より「感情」の問題であることが多い。
- 不安の中身を言葉にすると、打ち手が見える。「お金が不安」を「〇〇が怖い」「〇〇が恥ずかしい」に分けると、相談すべき相手や次の一歩が具体的になる。
- お金の不安は「いま」を守るためにも使われている。アドラー心理学の目的論で見ると、不安は行動を先延ばしにする役割を持つことがある。
本記事は、特定の金融商品をすすめたり、
投資の助言をしたりするものではありません。
お金の判断そのものは、ご自身の状況に合わせて、
必要に応じて専門家にご相談ください。
この記事でお伝えしたいのは、「何に投資すべきか」ではなく、お金をめぐる自分の感情に気づき、言葉にする方法です。背景にあるのは、心理学でアレキシサイミア(失感情症)と呼ばれる状態です。感情に気づき、見分け、言葉にすることが難しい状態のことで、病名ではなく、一般の人の約10〜16%に強い傾向が見られる特性の濃淡です。中島輝の近刊『感情を言語化すれば人生はうまくいく 感情迷子さんの本』で、私はこの状態にある人を「感情迷子さん」と呼んでいます。基本はアレキシサイミア(失感情症)とはをご覧ください。
お金の話は、感情迷子さんにとって特にやっかいなテーマです。お金には数字があるため、「数字の問題だから、感情は関係ない」と考えやすいからです。けれども、数字を前にしたとき、私たちの心の中では、恐れや恥や焦りが静かに、しかし強く動いています。
数字で見る、お金と感情の研究
お金の判断が感情に左右されることは、経済学の世界でも研究されてきました。代表的な知見を整理します。
| 知見 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 損失回避 | 人は、同じ金額でも「得をする喜び」より「損をする痛み」を大きく感じる。研究では2倍前後とされることが多い | Kahneman & Tversky(1979)プロスペクト理論 |
| 悩みの上位 | 「老後の生活設計」など、お金にかかわる悩みや不安は、日本人の悩みの上位に挙がり続けている | 内閣府「国民生活に関する世論調査」 |
| 2,000万円 | 老後の資金不足をめぐる議論のきっかけとなった数字。2019年の報告書から広く知られるようになった | 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書(2019年) |
| 扁桃体の鎮静 | 感情に名前をつけると、不安や恐れに関わる扁桃体の活動が下がる | Lieberman et al.(2007) |
| 約10〜16% | 一般の人のうち、アレキシサイミア傾向が強いとされる人の割合 | TAS-20等を用いた複数の疫学研究 |
心理学者のダニエル・カーネマンとエイモス・トヴェルスキーが提唱したプロスペクト理論は、人の経済的な判断が、いつも合理的なわけではないことを示しました。カーネマンは2002年にノーベル経済学賞を受けています。つまり、お金の判断に感情が入りこむのは、あなたが特別に弱いからではなく、人間の心の基本的なしくみなのです。
老後2,000万円問題も、数字そのもの以上に、多くの人の感情を揺さぶりました。報告書の試算は、一定の前提に基づくモデルケースの話でしたが、「2,000万円」という数字だけがひとり歩きし、「自分は足りないのではないか」という漠然とした恐れを広げたのです。数字がきっかけでも、そこで動いているのは感情です。
損切りできないのはなぜか|プロスペクト理論と「損を認める痛み」
投資をしている人から、よくこんな声を聞きます。「下がった株を売れない」「いつか戻ると思って持ち続けて、結局もっと下がった」。頭では「損失を小さくするために売ったほうがいい」とわかっていても、手が動かない。これは、知識の問題ではなく感情の問題です。
損切りの下にある3つの感情
損切りできないとき、心の中では次のような感情が動いています。
- 損を確定させる痛み:売らなければ、損はまだ「含み損」のまま。売った瞬間に、損が現実になる。その痛みを避けたい。
- 自分の判断が間違っていたと認める恥:損切りは「あのとき買ったのは失敗だった」と認めること。それが恥ずかしく、自分の価値まで下がるように感じる。
- 取り戻したいという焦り:「ここで売ったら負けが決まる。持っていれば取り戻せるかもしれない」。その焦りが、冷静な判断を曇らせる。
大切なのは、「損切りすべきかどうか」を判断する前に、自分の中のこれらの感情に名前をつけることです。「いま私は、損を認める恥ずかしさで動けなくなっている」と言葉にできると、感情と判断を少し切り離すことができます。感情に名前をつけると扁桃体の活動が下がるという研究(Lieberman et al., 2007)は、お金の判断にもあてはまると考えられます。
反対に、損失回避の心理は「投資を始められない」という形で表れることもあります。「損をするのが怖いから、何もしない」。それも一つの選択ですが、その選択が恐れから来ているのか、自分の価値観から来ているのかを言葉にしておくと、あとで後悔しにくくなります。
「周りが儲けている」焦り|SNSの比較と劣等感
2024年に新しいNISA(少額投資非課税制度)が始まり、投資を身近に感じる人が増えました。同時に、SNSでは「資産がいくらになった」「この銘柄で儲かった」という投稿が目に入りやすくなっています。
こうした投稿を見たとき、心の中で動くのは焦りです。「自分だけ取り残されている」「早く始めないと損をする」。そして、その焦りの下には、他人と比べて自分が劣っていると感じる劣等感がひそんでいることがあります。
劣等感と劣等コンプレックスは違う
私は長年、アドラー心理学をベースにカウンセリングを行ってきました。オーストリアの精神科医アルフレッド・アドラー(1870〜1937)は、劣等感そのものは悪いものではないと考えました。「もっとよくなりたい」という気持ちの裏返しであり、成長のバネにもなるからです。
問題になるのは、劣等感を言い訳にして行動しなくなる「劣等コンプレックス」や、劣等感を隠すために自分を大きく見せようとする状態です。お金の場面にあてはめると、次のようになります。
| 劣等感(健全) | 劣等コンプレックス(不健全) |
|---|---|
| 「自分はお金の知識が足りない。少しずつ学ぼう」 | 「どうせ自分には無理だから、考えないでおこう」 |
| 「周りと比べて焦っている。自分の目標を確認しよう」 | 「取り戻さなければ」と、よくわからない高リスクの話に飛びつく |
| 「貯金が少なくて不安。家計を見直そう」 | 不安を隠すために、見栄の買い物を重ねる |
アドラー心理学では、健全な努力は他人との比較ではなく、「理想の自分」との比較から生まれると考えます。SNSの誰かの資産額は、その人の人生の、ほんの一部を切りとったものです。比べるべきは他人の数字ではなく、「自分はどんな暮らしを望んでいるのか」という自分自身の目標です。
あわてて同じものを買ってしまった」
返済の明細を開けない|恥と先延ばしの心理
クレジットカードの明細、ローンの返済予定表、督促の通知。それらを開けずに、引き出しやかばんの奥にしまいこんでしまう。そんな経験はないでしょうか。
明細を開けないのは、だらしないからではありません。その下には、はっきりとした感情があります。
- 恐れ:開けたら、思っていたより大きな金額が書いてあるかもしれない。
- 恥:お金の管理ができていない自分を、自分で見たくない。人に知られたくない。
- 無力感:見たところで、どうにもできない気がする。
恥は、特に強力な感情です。恥を感じると、人は隠す・避ける・ひとりで抱えこむという行動をとりやすくなります。返済の悩みを家族にも言えず、ひとりで何とかしようとして、かえって状況が悪くなる。お金の問題が深刻になる背景には、多くの場合、この「恥による先延ばし」があります。
「開ける」前に、感情に名前をつける
明細を開けるときは、いきなり封を切るのではなく、まず深呼吸をして、「いま、私は怖い。そして少し恥ずかしい」と心の中で言葉にしてみてください。感情に名前をつけてから開けると、数字を見たときの衝撃が少しやわらぎます。そして、数字を見たら、それを「事実」として紙に書き出します。事実と感情を分けることが、次の一歩を考える土台になります。
ひとりで抱えこまず、相談窓口へ
返済が苦しいときは、ひとりで抱えこまず、早めに相談することが何より大切です。相談は恥ずかしいことではありません。むしろ、早く相談した人ほど、選べる道が多く残ります。
返済・借金に困ったときの相談先
消費者ホットライン 188(最寄りの消費生活センターなどにつながります)
法テラス 0570-078374(法的トラブルの相談窓口の案内)
お住まいの自治体の多重債務相談窓口
ギャンブルなどがやめられないときは、各都道府県の精神保健福祉センターへ
お金の問題で追い詰められ、「もう消えてしまいたい」と感じるほどつらいときもあるかもしれません。その気持ちは、「これ以上ひとりでは抱えきれない」という心のSOSです。助けを求めることは、弱さではありません。お金の問題には、必ず相談できる場所と、解決の道があります。どうか、次の窓口に声をかけてください。
こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556
よりそいホットライン 0120-279-338(24時間)
いのちSOS 0120-061-338
厚生労働省「まもろうよ こころ」でSNS相談先も探せます
命の危険が迫っているときは、迷わず119番・110番へ。
老後の不安で眠れない夜に|目的論と「いま、ここ」
「老後の資金が足りなかったらどうしよう」。夜中にそんな考えが浮かび、計算をはじめると止まらなくなる。そんな方も多いのではないでしょうか。老後の不安は、まだ起きていない未来についての不安なので、どこまで考えても終わりがないのが特徴です。
お金の不安は「何のために」出ているのか
アドラー心理学の「目的論」では、感情は過去の原因によって引き起こされるだけでなく、何かの目的のために使われている、と考えます。この視点で老後の不安を見ると、こんな問いが浮かびます。「この不安は、何のために出ているのだろう?」
- 備えを促すため:不安があるから、家計を見直したり、働き方を考えたりできる。これは健全な目的。
- 決めないでいるため:「不安だから、まだ決められない」と言い続けることで、家計の見直しや家族との話し合いという、気の重い行動を先延ばしにしている。
- いまの生活を楽しまないため:「将来が不安だから」と、いまの小さな楽しみを自分に禁じている。
不安が「備え」として働いているなら、それはあなたを守る味方です。けれども、不安が行動しないための理由になっているなら、少し立ち止まって考える必要があります。不安を感じ続けることそのものが目的になると、どれだけ貯金が増えても、不安は消えないからです。
「いま、ここ」に戻る
アドラー心理学では、過去や未来ではなく「いま、ここ」を真剣に生きることを大切にします。未来の不安で眠れない夜は、意識が何十年も先に飛んでいる状態です。そんなときは、書籍原稿のワーク「心の体温チェック」で、いまの自分に戻ってみてください。手のひらを胸に当てて、「今、自分の体は温かい?冷たい?」と3秒だけ聞く。それだけで、意識は未来から「いま」に戻ってきます。
そのうえで、未来の不安は昼間の明るい時間に、紙に書き出して扱います。夜中の不安は、実際より大きく見えるものです。「夜は感じるだけ、考えるのは翌日の昼」と決めておくのも一つの方法です。
書籍原稿の「未来日記」のワークでは、私たちは望む感情を手に入れるために行動しているとお伝えしています。老後の資金を考えるときも、「いくら必要か」の前に、「老後の私は、どんな気持ちで毎日を過ごしていたい?」と問いかけてみてください。望む感情がわかると、必要なお金の使い方も見えてきます。
中島輝より一言
カウンセリングでお金の不安を話してくださる方に、私はよく「その不安が、もし声を持っていたら、何と言っていると思いますか」と尋ねます。すると、「ちゃんと生きていけるか心配だ」「誰にも迷惑をかけたくない」「ひとりになるのが怖い」といった言葉が出てきます。お金の不安の奥には、多くの場合、つながりや安心を求める気持ちがあります。その気持ちに気づくと、お金だけでなく、人とのつながりを大切にすることも、老後への大切な備えだと感じられるようになります。
夫婦でお金の話ができない|感情から始めるお金の会話
お金の話は、夫婦の間でもっとも話しにくいテーマの一つです。「家計の話をすると、必ずけんかになる」「相手がいくら使っているのか、怖くて聞けない」。そんな相談は少なくありません。
夫婦のお金の会話がこじれるのは、数字の話をしているつもりで、実は感情がぶつかっているからです。片方は「将来が不安だから節約したい」、もう片方は「いまの生活を楽しみたい」。どちらも間違っていません。けれども、感情が言葉にならないまま数字の話を始めると、「浪費家」「ケチ」という非難の応酬になってしまいます。
「数字」の前に「気持ち」を共有する
お金について感じていることを、一言ずつ言う
家計簿や通帳を広げる前に、「お金のことで、いまどんな気持ち?」と互いに一言ずつ話します。「ちょっと不安」「そこそこ焦っている」「わりと安心している」。書籍原稿の「3段階温度計」の要領で、感情の強さも添えます。
「わたし」を主語にして話す
「あなたは使いすぎ」ではなく、「わたしは、貯金が減っていくのを見ると不安になる」と、自分を主語にして感情を伝えます。相手を責める言葉ではなく、自分の気持ちを伝える言葉にすると、相手も防御しにくくなります。
お互いの「望む気持ち」を確かめる
「10年後、どんな気持ちで暮らしていたい?」と話し合います。「安心して旅行に行ける」「子どもの進学のときに慌てない」。望む気持ちが共有できると、数字の話は「対立」から「共同作業」に変わります。
課題の分離|相手のお金の使い方は誰の課題か
アドラー心理学の「課題の分離」(岸見一郎・古賀史健『嫌われる勇気』で広く知られた整理)も、夫婦のお金の会話に役立ちます。共有の家計をどう運営するかは、二人の共同の課題です。一方で、それぞれのお小遣いの使い道は、基本的にはそれぞれの課題です。共同の課題と個人の課題を分けて話し合うと、お互いの領域に踏みこみすぎずに済みます。
夫婦のコミュニケーション全般については「言わなくてもわかるでしょ」がすれ違いを生む|恋愛・夫婦関係と感情の言語化でも詳しく扱っています。
お金と自己肯定感|自己信頼感と自己決定感を育てるワーク
自己肯定感の6つの感を木にたとえると、お金の不安と特に深くかかわるのが、葉にあたる「自己信頼感」と、花にあたる「自己決定感」です。
自己信頼感は、「自分の判断を信じられる」という感覚です。お金の判断で失敗した経験があると、この感覚が揺らぎ、「どうせまた間違える」と、人の意見やSNSの情報に振り回されやすくなります。自己決定感は、「自分の人生を自分で選んでいる」という感覚です。周りにつられて決めたお金の判断は、うまくいっても、いかなくても、「自分で選んだ」という実感が残りません。
どちらの感覚も、自分の感情に気づくことから育ちます。自分が何を怖れ、何を望んでいるかがわかると、他人の数字ではなく、自分の基準で判断できるようになるからです。ここでは、書籍原稿のワークをお金の場面に合わせてアレンジして紹介します。
お金の3段階温度計
お金のことが頭に浮かんだら、そのときの感情と強さを「ちょっと・そこそこ・すごく」で書き留めます。「通帳を見て、ちょっと安心」「株価のニュースを見て、すごく焦った」。続けていると、自分がどんな場面で感情を強く動かされるかのパターンが見えてきます。
お金の感情だけ日記
お金を使ったり、お金のことを考えたりした日は、夜に出来事ではなく感情だけを書きます。「買ったとき少しうれしかった。でも家に帰ったら後悔のようなものを感じた」。家計簿が「数字の記録」なら、これは「感情の家計簿」です。
大きなお金の判断は「一晩寝かせる」
投資や大きな買い物を決めたくなったら、その場で決めず、「いま私は、焦っている?わくわくしている?怖がっている?」と感情に名前をつけて書き留め、一晩おきます。翌日、同じ判断をしたいと思えるかどうかを確かめます。感情が強いときほど、時間をおくことが自分を守ります。
「お金で手に入れたい気持ち」の未来日記
「5年後、10年後の私は、どんな気持ちで暮らしていたい?」と問いかけ、欲しいものではなく、欲しい気持ちを書きます。「家族と笑って食卓を囲んでいる安心感」「好きなことに時間を使える自由な気持ち」。望む気持ちが明確になると、お金の使い方の優先順位が、自分の基準で決められるようになります。
お金の不安を、数字だけで解こうとしない。
その下にある気持ちに名前をつけたとき、
あなたは自分の基準で選べるようになる。
よくあるご質問
「いま、私は何が怖い?」
その一言から、自分の基準が見えてきます。
それが、お金に振り回されない第一歩です。
自分を大切にしよう
お金の不安が消えないのは、あなたの知識や努力が足りないからではありません。不安の下にある恐れ・恥・焦り・比較という感情に、まだ名前がついていないからです。プロスペクト理論が示すように、人は損の痛みを得の喜びより大きく感じます。お金の判断に感情が入りこむのは、人間としてごく自然なことなのです。
損切りできないときは「損を認める痛み」に、明細を開けないときは「恥と恐れ」に、周りにつられそうなときは「比較から来る焦り」に、まず名前をつけてみてください。アドラー心理学の目的論で「この不安は何のために出ているのか」と問いかけ、他人ではなく理想の自分と比べ、夜中の不安からは「いま、ここ」に戻る。夫婦の会話は、数字より先に気持ちを共有する。そうした小さな積み重ねが、自分の判断を信じる自己信頼感と、自分で選ぶ自己決定感を育てていきます。返済に困ったときは、ひとりで抱えこまず、早めに相談窓口を頼ってください。
お金のことで眠れない夜を過ごしてきたあなたは、それだけ家族や自分の暮らしを真剣に守ろうとしてきた人です。その真剣さを、どうか自分を責める方向ではなく、自分をいたわる方向に向けてあげてください。「今日は、ちょっと不安。でも、明細を開けられた」。その一言で十分です。自分を大切にしよう。お金はあなたの人生を支える道具であって、あなたの価値を決めるものではありません。
返済・借金の相談:消費者ホットライン 188/法テラス 0570-078374/自治体の多重債務相談窓口
こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556
よりそいホットライン 0120-279-338(24時間)
いのちSOS 0120-061-338
厚生労働省「まもろうよ こころ」でSNS相談先も探せます
命の危険が迫っているときは、迷わず119番・110番へ。
本記事の参考資料・科学的根拠
- 中島輝『感情を言語化すれば人生はうまくいく 感情迷子さんの本』(近刊)原稿
- 中島輝・自己肯定感アカデミー「アレキシサイミア 感情の鈍麻:失感情」講座資料
- Taylor, G.J., Bagby, R.M., & Parker, J.D.A. (1997). Disorders of Affect Regulation: Alexithymia in Medical and Psychiatric Illness. Cambridge University Press.(邦訳『アレキシサイミア―感情制御の障害と精神・身体疾患』星和書店)
- Kahneman, D., & Tversky, A. (1979). Prospect theory: An analysis of decision under risk. Econometrica, 47(2), 263-291.
- 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」(2019年)
- 内閣府「国民生活に関する世論調査」
- Lieberman, M.D. et al. (2007). Putting feelings into words: Affect labeling disrupts amygdala activity in response to affective stimuli. Psychological Science, 18, 421-428.
- アルフレッド・アドラー『人生の意味の心理学』
- 岸見一郎・古賀史健『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)
- 厚生労働省「まもろうよ こころ」(https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/)

自己肯定感の第一人者である中島 輝と共に、自己肯定感の重要性を多くの人に伝えるために活動中。講師としての登壇経験が多く、自己肯定感をはじめとするセラピー・カウンセリング・コーチングの知識が豊富。メディアサイト「自己肯定感ラボ」を通じ、誰もが輝いて生きていくための情報を発信中。







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