上司の機嫌を先回りして疲れ果てるあなたへ
秘書・アシスタントと感情の言語化
朝、役員フロアに響く足音の速さで、今日の機嫌がわかる。チャットの返信に句読点がないだけで、午後の会議の資料をもう一度見直す。来客の前にお茶の温度まで整え、予定変更の連絡は「怒られない順番」で伝える。気づけば一日じゅう上司の感情ばかり見ていて、帰り道に「私、今日どう感じていたんだろう」と思っても何も浮かばない。他人の感情に誰よりも敏感な人ほど、自分の感情には鈍くなりやすい。秘書・アシスタントという仕事に潜む「感情労働」と、心を守る境界線の引き方を、研究とアドラー心理学からお伝えします。
結論:気がきく人ほど、自分の感情を見失いやすい
最初にお伝えしたいのは、「人の気持ちがよくわかる人は、自分の気持ちもよくわかる」とは限らないということです。むしろ、秘書やアシスタントのように、上司の感情を読み取って先回りすることが仕事の中心にある人ほど、心のアンテナが外側にばかり向き、自分の内側の声を拾えなくなることがあります。
この記事のポイントは3つです。
- 先回りの気配りは、高度な「感情労働」である。社会学者ホックシールドが示したように、感情を管理すること自体が仕事として求められると、働く人の心には見えない負担がかかる。
- 上司の機嫌は、上司の課題。アドラー心理学の「課題の分離」を使うと、気配りの質を落とさずに、上司の感情を自分が背負い込まない境界線を引ける。
- 自分の感情を1日数回だけ「点検」する。デスクでできる短いワークで、外に向きっぱなしのアンテナを、ときどき自分に向け直す。
この状態を理解する手がかりになるのが、アレキシサイミア(失感情症)という心理学の言葉です。感情がないのではなく、感情に気づき、見分け、言葉にすることが難しい状態をいいます。病名ではなく、一般の人の約10〜16%に強い傾向が見られる特性の濃淡です。中島輝の近刊『感情を言語化すれば人生はうまくいく 感情迷子さんの本』では、こうした状態の人を「感情迷子さん」と呼んでいます。迷子という言葉には、帰る場所があるという前提が含まれています。基本についてはアレキシサイミア(失感情症)とはをご覧ください。
自分が疲れているかどうかがわからないんです」
数字と研究で見る感情労働|ホックシールドの「表層演技」と「深層演技」
秘書やアシスタントの仕事の大変さは、スケジュールの複雑さや業務量だけでは説明できません。そこには、「感情を管理すること」そのものが仕事になっているという側面があります。研究の知見を整理します。
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 感情労働 | 客室乗務員などへの調査から、職務として求められる感情を自分の中でつくり出し、管理すること自体が労働であり、心に負担をかけることを示した | A.R.ホックシールド『管理される心』(1983年) |
| 表層演技と深層演技 | 感じていない感情を表情だけでつくる「表層演技」と、感じ方そのものを変えようとする「深層演技」を区別した | 同上 |
| 表層演技と疲弊 | 本心と表情のずれが大きい表層演技は、情緒的な疲弊と結びつきやすいことが、複数の研究をまとめた分析で示されている | Hülsheger & Schewe(2011)のメタ分析 |
| 感情のラベリング | 感情に名前をつけると、不安や恐れに関わる扁桃体の活動が下がる | Lieberman et al.(2007) |
| 約10〜16% | 一般の人のうち、アレキシサイミア傾向が強いとされる人の割合 | TAS-20等を用いた複数の疫学研究 |
ホックシールドが調べたのは、主に客室乗務員でした。乗客にいつも笑顔で接し、理不尽な態度にも穏やかに対応する。その仕事の中で、自分の本当の感情と、仕事として見せる感情がだんだん区別しにくくなっていく様子を描きました。
秘書の仕事は、客室乗務員と違って「一人の上司」に長く深く向き合うことが多い点に特徴があります。相手が一人だからこそ、その人の機嫌の波に合わせて自分の感情を調整し続けることになります。表層演技(平気なふりをする)と深層演技(本当に平気だと思い込もうとする)を一日に何度も切り替える。この切り替えが続くと、「本当の自分はどう感じているのか」という問いに答えにくくなっていきます。
先回りの気配りは、立派な専門技術。
でもその技術は、
あなたの心のエネルギーを使って動いている。
上司の機嫌を読むアンテナが、自分の心を見えなくするしくみ
なぜ、他人の感情に敏感な人が、自分の感情には鈍くなるのでしょうか。いくつかの理由が重なっています。
理由1|注意は一度に一か所にしか向かない
アレキシサイミアの研究者プリース(Preece)らは2017年に「注意評価モデル」を示し、感情に注意を向けるかどうか、向けた感情をどう評価するかが、感情を言葉にできるかどうかを左右すると整理しました。秘書の仕事では、注意の多くが「上司はいまどう感じているか」に向けられています。上司の表情、声のトーン、メールの文面。そこに注意を注ぎ続けると、自分の胸のざわつきや肩の重さに注意を向ける余力が残らないのです。
理由2|自分の感情は「仕事の邪魔」に見えてしまう
上司が不機嫌なときに、自分まで落ち込んだりイライラしたりしていては、仕事が回りません。だから、自分の感情が湧いてきたら、すぐに脇へ置く。これを繰り返すうちに、感情が湧いた瞬間に自動的にふたをする回路ができあがります。ふたをするのが上手になるほど、自分でも中身が見えなくなります。
理由3|「先回り」が自分の価値になっている
「察しがいいね」「言わなくてもわかってくれて助かる」。秘書やアシスタントは、気配りによって評価されることが多い仕事です。その評価は本物のやりがいでもありますが、ときに「上司の役に立てている自分にだけ価値がある」という感覚につながります。すると、上司の機嫌が悪い日は「自分の気配りが足りなかったのでは」と自分を責めてしまいます。
心理学者のレイン(Lane)とシュワルツ(Schwartz)は、感情の気づきを5つの段階で説明しました。いちばん上の段階は、自分の感情と他者の感情を、どちらも細やかに見分けられる状態です。他者の感情を読み取る力だけが伸びて、自分の感情を見分ける力が置き去りになっている状態は、言いかえれば、片側だけが育ったアンテナです。もう片側も育てれば、気配りはもっと持続可能なものになります。
体が先に悲鳴をあげる|めまい・肩こり・休日の空白
言葉にならない感情は、別の出口を探します。その出口になりやすいのが体です。中島輝の近刊の原稿にも、30代の秘書エミコさんが登場します。エミコさんはめまいに悩まされていましたが、気持ちを尋ねられても答えが出てこない、タイプ1「感情がわからない」の感情迷子さんでした。体の不調が先に出て、その奥にある感情はまだ言葉になっていなかったのです。
秘書やアシスタントの方から聞くことの多い体と生活のサインを挙げます。
- 検査をしても異常のない、めまい・頭痛・胃の不調が続いている
- 肩や首まわり、あごに常に力が入っていて、夜も歯をくいしばっている
- 上司の着信音や足音に、体がビクッと反応する
- 休日、何をしたいか思い浮かばず、気づくと夕方になっている
- 「疲れた?」と聞かれて「大丈夫です」と即答し、あとで本当は疲れていたと気づく
- 上司が上機嫌な日は自分も楽になり、不機嫌な日は一日じゅう重い
- 理由のわからない涙が、通勤中や入浴中に出ることがある
最後から2つ目の項目は特に大切です。上司の機嫌と自分の気分が連動しているとき、自分の感情の「持ち主」が上司になってしまっている状態です。これは気配りが足りないのではなく、気配りが行き過ぎて、自分と相手の境界があいまいになっているサインです。
めまいや動悸、眠れない状態が続くときは、まず医療機関で体の検査を受けてください。そのうえで異常が見つからない場合は、体の不調を「心からの手紙」として読んでみることをおすすめします。「このめまいが言葉を話せたら、何と言うだろう」と自分に問いかけると、「少し休ませて」「もう抱えきれない」という声が聞こえてくることがあります。
上司の機嫌で、自分の一日が決まる。
それは、あなたの感情の持ち主が
いつのまにか入れかわっているサイン。
上司の機嫌は上司の課題|アドラーの「課題の分離」
私は長年、アドラー心理学をベースにカウンセリングをしてきました。オーストリアの精神科医アルフレッド・アドラー(1870〜1937)の心理学には、「課題の分離」という考え方があります。岸見一郎・古賀史健『嫌われる勇気』で広く知られるようになった整理で、「その選択の結末を最終的に引き受けるのは誰か」を考えることで、自分の課題と他者の課題を分けるものです。
「機嫌」は誰の課題か
上司が不機嫌なとき、その機嫌を最終的にどうするかを選び、その結果を引き受けるのは誰でしょうか。それは上司自身です。会議がうまくいかなかった、取引先とこじれた、寝不足だった。理由は何であれ、機嫌を立て直すのは上司の課題であって、秘書の課題ではありません。
一方で、秘書の課題は何でしょう。正確に予定を管理すること、必要な情報を必要なタイミングで届けること、来客に誠実に対応すること。これらは、間違いなくあなたの課題です。課題の分離とは、自分の課題には全力で取り組み、相手の課題には踏み込みすぎないということです。
| 場面 | あなたの課題 | 上司の課題 |
|---|---|---|
| 上司が朝から不機嫌 | 今日の予定と優先順位を、いつもどおり正確に伝える | 自分の機嫌をどう立て直すか |
| 急な予定変更で関係者が困る | 変更の連絡を、事実と代案をそろえて伝える | 変更を決めたことへの説明と責任 |
| 上司が会議で失敗した | 次の予定の準備を整え、必要なら時間を確保する | 失敗をどう受けとめ、どう挽回するか |
| 上司に強い口調で当たられた | 自分がどう感じたかに気づき、必要なら伝える | 自分の言葉づかいをどう改めるか |
表の最後の行に注目してください。強い口調で当たられたとき、「自分がどう感じたかに気づく」ことは、あなたの課題です。上司の機嫌を引き受けない代わりに、自分の感情はしっかり自分で引き受ける。課題の分離は、冷たく線を引くことではなく、自分の感情の持ち主を自分に取り戻すための考え方なのです。
「承認」のために先回りしていないか
アドラー心理学は、他者からの承認を求めて生きることにも注意を促します。上司に認められたい、嫌われたくない、という気持ちから先回りをすると、上司の反応に自分の価値がゆだねられ、気配りに終わりがなくなります。先回りは、上司のためでも会社のためでもなく、「自分が仕事として選んでいること」だと捉え直すと、上司の反応に一喜一憂しにくくなります。
上司の機嫌が気になって手が止まったとき、心の中でこの問いをつぶやいてみてください。答えが「上司の課題」なら、あなたはそれを心配する代わりに、自分の課題に戻ることができます。心配することと、背負うことは別のことです。
境界線を引く言葉|先回りをやめずに自分を守る
課題の分離を、実際の仕事の場面でどう使えばよいのでしょうか。「先回りをやめる」必要はありません。先回りの力は、あなたの大切な専門性です。変えるのは、先回りの「目的」と、自分の感情を置く場所です。
「申し訳ありません」から始めない
自分のミスでないことまで「申し訳ありません」と言うと、上司の機嫌の責任を自分が引き受けることになります。「ご報告です。15時の会議が16時に変更になりました。17時のご予定は動かせますが、どうなさいますか」と、事実と選択肢から始めます。判断は上司の課題として手渡します。
その場で謝らず、事実を確認する
「なんでこうなってるんだ」と強く言われたら、「確認させてください。○○の件ですね。経緯はこうです」と事実に戻ります。落ち着いたあとで、必要なら「先ほどの言い方は、少しこたえました」と短く伝えます。責めるのではなく、自分の感情を報告するだけです。
応じる範囲を、先に言葉にしておく
夜や休日の連絡にいつでも即答していると、境界はどんどん溶けていきます。「緊急のご連絡は電話で、それ以外は翌朝9時に確認します」と、自分の対応範囲を前もって伝えておくと、上司も迷わずにすみます。境界線は、相手への不親切ではなく、長く働き続けるための約束です。
「できません」ではなく「ここまでならできます」
抱えきれない量を頼まれたら、「今日中に○○までは仕上げられます。△△は明日の午前でよろしいですか」と、できる範囲を具体的に示します。自分の限界を言葉にすることは、上司に正しい判断材料を渡すことでもあります。
これらの言葉の共通点は、上司の感情ではなく、事実と自分の状態を言葉にしていることです。先回りの目的が「上司を不機嫌にさせないこと」から「仕事を正確に進めること」に変わると、気配りは消耗戦ではなくなります。
働く女性が職場でつい「大丈夫です」と笑ってしまう背景については、働く女性のための感情迷子さん脱出法でも取り上げています。また、同じように「やって当たり前」と思われがちな経理・総務の仕事については、バックオフィスと感情の言語化もあわせて読んでみてください。
デスクでできる感情の言語化ワーク
秘書やアシスタントの一日は、細切れの時間の連続です。まとまった時間をつくらなくても、デスクで数秒〜数分でできるワークを、中島輝の近刊のワークをもとに仕事の流れに合わせて組み立てました。
上司の部屋を出たら「心の体温チェック」
上司の部屋や会議室を出てドアを閉めたら、3秒だけ「いま、私の心の温度は?」と自分に聞きます。「ひんやり」「ぬるい」「少し熱い」で十分です。上司の機嫌を読んだあとに、自分の状態も一度だけ読む。アンテナを自分に向け直す、いちばん小さな練習です。
手帳の余白に「3段階温度計」
スケジュール帳の各予定の横に、その時間の自分の気持ちを「弱・中・強」の3段階で小さく書き込みます。上司の予定は細かく管理しているのに、自分の気持ちは一度も記録していなかった、と気づく方が多いはずです。1週間続けると、どの予定のあとに気持ちが重くなるか、パターンが見えてきます。
即答する前の「5秒ルール」
「大丈夫?」「お願いできる?」と聞かれたら、反射的に「はい」と言う前に、5秒だけ自分の体に聞いてみます。肩が上がっていないか、胃が重くないか。そのうえで「はい」と言うなら、それはあなたが選んだ「はい」です。5秒は、相手にとってはほとんど気にならない長さです。
帰り道の「感情だけ日記」
帰りの電車で、スマホのメモに出来事を書かず、感情の言葉だけを並べます。「ほっとした、ひやっとした、むっとした、うれしかった」。上司のことを書き始めると、また上司の感情の話になってしまいます。感情の言葉だけにすることで、主語を自分に取り戻す練習になります。
気持ちのことば帳をつくる
「疲れた」「大丈夫」以外の言葉を増やすために、手帳の最後のページに「気持ちのことば帳」をつくるのもおすすめです。「気が重い」「肩の荷が下りた」「張りつめている」「報われた」「もどかしい」。心理学者リサ・フェルドマン・バレットらは、感情を細かく言い分けられること(感情の粒度)が、ストレスへの対処を助けると論じています。使える言葉が増えるほど、心の状態を正確につかめるようになります。
上司の予定を管理するように、
一日に数回、自分の心の予定表をのぞく。
それだけで、アンテナは両側に育ちはじめる。
「いるだけで価値がある」を取り戻す|自尊心≒自己存在感(根)
自己肯定感の「6つの感」は、木にたとえられます。根にあたる自尊心≒自己存在感、幹にあたる自己受容感、枝にあたる自己効力感、葉にあたる自己信頼感、花にあたる自己決定感、実にあたる自己有用感です。秘書やアシスタントの方が特に揺らぎやすいのは、いちばん下の根=自尊心≒自己存在感です。
自己存在感とは、「何かができるから」ではなく「ここにいるだけで価値がある」と感じられる感覚です。先回りの気配りで評価され続けてきた人は、知らず知らずのうちに「役に立っているときだけ自分には価値がある」と感じるようになります。これは、実=自己有用感が根の代わりをしている状態です。実はたくさんなっているのに、根が細いので、上司の機嫌という風が吹くたびに木全体が揺れてしまうのです。
根を太くする3つの習慣
- 何もしない時間を予定に入れる:昼休みの10分だけ、誰の役にも立たない時間をつくる。スマホも見ずに、温かい飲み物を味わう。
- 「ありがとう」を受け取る練習:感謝されたとき「いえいえ」と打ち消さず、「うれしいです」と受け取る。自分の存在が誰かに届いたことを、自分にも認める。
- 仕事以外の自分の名前で呼ばれる場所を持つ:趣味の集まり、友人、家族。「○○さんの秘書」ではない自分でいられる時間が、根に水をあげる。
根が太くなると、上司の機嫌が悪い日も、「今日は上司が大変な日なんだな」と少し距離をとって見られるようになります。自分の価値が上司の機嫌に左右されないという感覚が戻ってくると、先回りの気配りは、恐れからではなく、あなた自身の選んだ専門性として輝きはじめます。
中島輝より一言
カウンセリングで、気配りの上手な方ほど「私なんて、上司がいなければ何もできない人間です」とおっしゃいます。でも、そうではありません。人の心の動きを細やかに読み取る力は、それ自体があなたという人の豊かさです。その豊かさを、今度は少しだけ自分自身に向けてあげてください。他人の感情にあれほど気づけるあなたなら、自分の感情にも、きっと気づけるようになります。
よくあるご質問
あなたの感情は、あなたのもの。
気配りの力を、少しだけ自分にも向けて。
自分の心にも、きっと気づけるようになります。
自分を大切にしよう
秘書やアシスタントの仕事は、上司の感情を読み取り、先回りして整える高度な感情労働です。ホックシールドが示したように、感情を管理すること自体が仕事になると、本当の自分の感情と、仕事として見せる感情の区別がつきにくくなります。他人の感情に敏感な人ほど、注意が外側に向き続け、自分の疲れや悲しみに気づく余裕を失っていきます。めまいや肩こり、休日の空白、理由のわからない涙は、言葉になれなかった感情からのサインかもしれません。
アドラー心理学の課題の分離は、そこから抜け出す手がかりになります。上司の機嫌は上司の課題、あなたの感情はあなたの課題。不機嫌な上司には事実と選択肢から伝え、強い口調には事実に戻って、落ち着いてから自分の感じたことを短く報告する。業務時間外の対応範囲を前もって言葉にしておく。そして、上司の部屋を出たら3秒だけ自分の心の温度を測り、手帳の余白に気持ちを書き込み、帰り道に感情の言葉だけを並べる。小さな習慣の積み重ねが、外向きだったアンテナを、自分の内側にも向け直してくれます。
あなたの価値は、上司の機嫌や、どれだけ役に立てたかで決まるものではありません。ここにいるだけで価値があるという自尊心≒自己存在感の根を、少しずつ太くしていきましょう。自分を大切にしよう。人の心にあれほど細やかに寄り添えるあなたの心も、同じように大切に扱われていいのです。
本記事の参考資料・科学的根拠
- 中島輝『感情を言語化すれば人生はうまくいく 感情迷子さんの本』(近刊)原稿
- A.R.ホックシールド『管理される心―感情が商品になるとき』(石川准・室伏亜希訳、世界思想社)/Hochschild, A.R. (1983). The Managed Heart. University of California Press.
- Hülsheger, U.R., & Schewe, A.F. (2011). On the costs and benefits of emotional labor: A meta-analysis of three decades of research. Journal of Occupational Health Psychology, 16(3), 361-389.
- Preece, D. et al. (2017). The attention-appraisal model of alexithymia.
- Lane, R.D., & Schwartz, G.E. (1987). Levels of emotional awareness. American Journal of Psychiatry, 144, 133-143.
- Lieberman, M.D. et al. (2007). Putting feelings into words. Psychological Science, 18(5), 421-428.
- リサ・フェルドマン・バレット『情動はこうしてつくられる』(紀伊國屋書店)
- Taylor, G.J., Bagby, R.M., & Parker, J.D.A. (1997). Disorders of Affect Regulation.(邦訳『アレキシサイミア―感情制御の障害と精神・身体疾患』星和書店)
- アルフレッド・アドラー『人生の意味の心理学』
- 岸見一郎・古賀史健『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)
- 中島輝・自己肯定感アカデミー「アレキシサイミア 感情の鈍麻:失感情」講座資料

自己肯定感の第一人者である中島 輝と共に、自己肯定感の重要性を多くの人に伝えるために活動中。講師としての登壇経験が多く、自己肯定感をはじめとするセラピー・カウンセリング・コーチングの知識が豊富。メディアサイト「自己肯定感ラボ」を通じ、誰もが輝いて生きていくための情報を発信中。







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