「自分の気持ちがよくわからない」高校生へ
思春期の感情迷子さんと言葉の見つけ方
進路面談で先生に「で、あなたはどうしたいの?」と聞かれて、頭が真っ白になった。友だちのグループLINEには「草」とスタンプを返しているけれど、本当は何を感じているのか自分でもよくわからない。告白されても、うれしいのか困っているのかがわからない。そんな経験はありませんか。最初にお伝えしたいのは、それはあなたが冷たいからでも、心がないからでもないということです。気持ちは確かに動いているのに、それに名前をつける道がまだ見つかっていないだけかもしれません。この記事では、高校生のあなたに向けて、気持ちの言葉の見つけ方を一緒に考えていきます。
「どう思う?」に答えられないのは、あなただけじゃない
本当にわからないんです」
高校生になると、「あなたはどう思う?」と聞かれる場面が急に増えます。進路、部活を続けるかどうか、友だちとのもめごと、恋愛。小さい頃は大人が決めてくれたことを、自分で選ぶように求められるようになります。
そのとき「わからない」としか言えない自分を、ダメだと思っていないでしょうか。周りの友だちは「私は絶対この大学に行きたい」「あの人のこういうところが好き」とはっきり言っているように見えて、自分だけが取り残されているように感じるかもしれません。
でも、安心してください。気持ちを言葉にするのは、生まれつきの才能ではなく、少しずつ育っていく力です。しかも思春期は、体も心も大きく変わる時期。気持ちが急に複雑になって、言葉が追いつかなくなるのは自然なことでもあるのです。
「わからない」は、空っぽのしるしではありません。
まだ名前のついていない気持ちが、
あなたの中にちゃんとあるというしるしです。
気持ちがわからない状態には名前がある|アレキシサイミアと感情迷子さん
自分の感情に気づき、見分け、言葉にすることが難しい状態を、心理学ではアレキシサイミア(失感情症)と呼びます。「失感情」という字を見るとドキッとするかもしれませんが、感情がなくなっているという意味ではありません。感情は生まれているのに、それに気づいたり名前をつけたりするところがうまくいかない状態のことです。くわしい説明はアレキシサイミア(失感情症)とは|感情に名前がつけられない人の特徴・原因・回復のヒントにまとめています。
1クラス35人なら、3〜4人くらいはいてもおかしくない数字です。そして大事なことがもう一つ。これは病気の名前ではありません。医師が使う診断の基準(DSM-5やICD-11)にも独立した病名としては載っておらず、誰もが持っている特性の「濃い・薄い」と考えられています。疲れているときや、つらいことが続いたときには、誰でも一時的に濃くなることがあります。
私はこういう状態にある人を「感情迷子さん」と呼んでいます。中島輝の近刊『感情を言語化すれば人生はうまくいく 感情迷子さんの本』で使っている言葉で、感情をうまく認識・表現しにくくなっている状態のことです。迷子という言葉には、帰る場所があるという前提が含まれています。今は道がわからなくなっているだけで、自分の気持ちに帰る道は、ちゃんと残っているのです。
あなたはどのタイプに近い?
感情迷子さんには、大きく分けて4つのタイプがあります。高校生の毎日に当てはめると、こんな感じです。いくつかにまたがっていても大丈夫です。
| タイプ | 高校生活でありがちなこと | まず試したい入り口 |
|---|---|---|
| タイプ1 感情がわからない | テスト前におなかが痛くなるけど、「緊張してる?」と聞かれると「別に」。自分の気持ちより先に体が反応する。 | 気持ちより先に体に聞く。「今、体は温かい?冷たい?」 |
| タイプ2 感情を説明できない | 何か感じているのはわかる。でも言おうとすると「なんか、やばい」「無理」しか出てこない。 | 正確な言葉でなくていい。音や強さで表す。 |
| タイプ3 感情に興味がない | 気持ちの話より、成績や効率の話のほうが楽。友だちが泣いていると「なんで?」と思ってしまう。 | 1日3回だけ、アラームで「今の気分は?」と自分に聞く。 |
| タイプ4 想像できない | 「将来どうなりたい?」と聞かれると思考が止まる。夢を考えると頭が痛くなる。 | 答え合わせのいらない「もしも」で遊ぶ。 |
心理学でよく使われる自己肯定感の「6つの感」では、自分という木を思い浮かべます。根にあたる自尊心≒自己存在感(ここにいていいという感覚)、幹にあたる自己受容感(どんな自分も認める感覚)、葉にあたる自己信頼感、花にあたる自己決定感。タイプ1は根、タイプ2は幹、タイプ3は葉、タイプ4は花と深くつながっています。気持ちの言葉が育つと、この木全体が少しずつ元気になっていくのです。
「エモい」「無理」「草」で済ませてしまうのはなぜ?
「エモい」「無理」「やばい」「草」「それな」。どれも便利な言葉です。友だちとのテンポのいい会話には欠かせないし、使うこと自体はまったく悪くありません。私も、言葉は時代とともに変わっていくものだと思っています。
ただ、気をつけたいことが一つあります。便利な一言は、いろいろな気持ちをまとめて一つの箱に入れてしまうということです。たとえば「エモい」という箱の中には、本当はこんな気持ちが混ざっているかもしれません。
いつも一つの箱で済ませていると、自分の中にどんな気持ちがあるのかを見分ける練習の機会が減っていきます。すると、本当にしんどいときにも「なんか無理」としか言えず、周りの人にどのくらいしんどいのか、何がしんどいのかが伝わりにくくなってしまうのです。
もう一つの理由は、教室の空気です。高校生の人間関係の中では、気持ちをまっすぐ言うことが「重い」「イタい」と受け取られるのではないか、という心配がつきまといます。だから、冗談めかした一言で本音をくるんで出す。それは、グループの中で自分を守るための、とても賢いやり方でもあります。
だから、「エモい」をやめましょう、とは言いません。おすすめしたいのは、人前では便利な言葉を使っていい。でも、一人のときには箱の中身をのぞいてみるという使い分けです。SNSと気持ちの関係については、保護者向けに書いたSNSと子どもの感情についての記事もあります。
中島輝より一言
私は小学生の頃、とくに理由もないのに涙がぽろぽろ流れてくることがありました。悲しいのか、怖いのか、さみしいのか、自分でもまったくわかりませんでした。幼い頃から感情を出さないようにして生きてきたので、気持ちに名前をつける練習をしてこなかったのだと、今ならわかります。そこから自分の気持ちとつながり直すまでには長い時間がかかり、暗いトンネルを抜け出せたのは35歳のときでした。だからこそ、高校生のあなたが今「自分の気持ちがわからない」と気づけていることは、とても大きな一歩だと思うのです。
進路・友だち・恋愛で「どう思う?」と聞かれたとき
ここからは、高校生がとくに困りやすい3つの場面について、具体的に考えてみます。
進路|「やりたいこと」より先に「イヤじゃないこと」を探す
「将来の夢は?」「どの大学に行きたい?」。この質問がいちばん苦しい、という人は多いと思います。特にタイプ4(想像できない)の傾向がある人は、将来を考えようとすると頭が真っ白になったり、頭痛がしたりすることもあります。
そんなときは、いきなり「やりたいこと」を探さなくて大丈夫です。代わりに、「やっていて時間を忘れること」「やっていてイヤじゃないこと」「やっていて体が重くなること」を、思いつくまま書き出してみてください。好き・嫌いがはっきりしなくても、体の反応ならわかることがあります。数学の問題を解いているとき肩の力が抜ける、人前で話す場面を想像すると胃がきゅっとなる。そういう小さな手がかりが、あとで大きな地図になっていきます。
友だち|「どっちの味方?」と聞かれて固まるとき
友だちどうしがケンカをして、「ねえ、どう思う?」と聞かれる。どちらの気持ちもわかる気がするし、どちらも少しずつ違う気がする。結局「うーん、わかんない」と答えて、「ノリが悪い」と思われてしまった。そんな経験もあるかもしれません。
このとき、無理に「どっちが正しいか」を答える必要はありません。「今すぐは答えられないけど、二人とも大事だから困ってる」。これも立派な、気持ちの言葉です。「困っている」「迷っている」という自分の状態を言えるだけで、相手との関係はずいぶん変わります。
恋愛|「好き」かどうかがわからない
告白されたけれど、うれしいのか、困っているのか、怖いのかがわからない。付き合っているけれど、「私のこと好き?」と聞かれると返事に詰まる。恋愛の気持ちは、大人にとってもいちばん複雑な感情の一つです。わからなくて当たり前です。
大切なのは、わからないまま無理に「好き」と言わなくていいということです。「まだ自分の気持ちがよくわからないから、少し考えたい」と伝えることは、相手を大切にすることでもあります。そして、相手と一緒にいるときの体の感じ(リラックスしているか、緊張しているか、疲れるか)に目を向けると、少しずつ自分の気持ちが見えてくることがあります。
答えを出すことよりも、「考えたい」という今の気持ちを伝えるほうが、ずっと正直で、相手にも伝わります。
今日からできる、気持ちの言葉の見つけ方
ここからは、書籍原稿で紹介しているワークの中から、高校生の毎日に取り入れやすいものを選んでお伝えします。全部やる必要はありません。気になったものを一つだけ、1週間続けてみてください。
まず知っておきたい「体は先に知っている」
気持ちを言葉にするのが苦手な人ほど、感情は体のサインとして先に出てきます。言葉の出口がふさがっていると、心は別の出口を探すからです。
- テストや発表の前になると、おなかが痛くなる・吐き気がする
- 朝、学校に行こうとすると頭が痛くなる
- 寝つけない、夜中に何度も目が覚める
- 好きだったゲームや音楽が、なんだか楽しくなくなった
- 理由はわからないけど、急にイライラしたり涙が出たりする
- スマホを見ている時間が増えて、気づくと夜中になっている
体の不調が続くときは、まず保健室や病院で体の状態を確かめてもらうことが大事です。そのうえで、「この痛みの裏に、言葉になっていない気持ちはないかな?」と考えてみてください。保健室の先生は、体と気持ちの両方の相談にのってくれる身近な大人です。体の訴えと気持ちの関係は、保健室に来る子の本当の気持ちについての記事でもくわしく書いています。
心の体温チェック
手のひらを胸に当てて、「今、自分の体は温かい?冷たい?」と3秒だけ聞きます。授業の合間、トイレの個室、通学の電車の中。誰にも気づかれずにできるのがいいところです。「胸だけ熱い」「手が冷たい」と体の言葉で答えられたら、それで合格です。
今日のオノマトペ
1日1回、今の気分をオノマトペ(音の言葉)でスマホのメモに書きます。「モヤモヤ」「ざわざわ」「ずっしり」「スッキリ」「ふわふわ」。正しい感情の言葉を探さなくていいので、「何て言えばいいかわからない」人にぴったりです。1週間分を見返すと、自分の気分の波が見えてきます。
3段階温度計
何かを感じたとき、「ちょっと・そこそこ・すごく」のどれかをつけます。「ちょっとムカついた」「すごく不安」。強さをつけるだけで、気持ちの解像度がぐっと上がります。友だちに話すときも「そこそこしんどい」と言えると、相手は受け止めやすくなります。
感情タイムアウト
スマホのアラームを1日3回(たとえば昼休み・放課後・寝る前)にセットして、鳴ったら「今、どんな気分?」と自分に聞きます。答えは「よくわからない」でもOK。外からの合図があると、内側を見るきっかけが自然に生まれます。
キャラクター感情読み
アニメやドラマ、マンガを見るとき、「この人は今、何を感じているんだろう?」と想像してみます。口元がゆるんだ、目が少しうるんだ、黙りこんだ。フィクションなので、読み違えても誰も困りません。現実の人の気持ちを想像するのが苦手な人でも、ゲーム感覚で始められます。
感情ことば帳
好きな歌の歌詞、ドラマのセリフ、小説の一文、誰かの投稿。「これ、私の気持ちに近い!」と思った言葉を、スマホにメモしていきます。自分で言葉をつくらなくても、誰かの言葉を借りていい。集めた言葉は、いつか自分の気持ちを説明するときの辞書になります。
研究でも、感情に名前をつけるだけで、脳の中で不安や怒りに反応する扁桃体(警報装置のような部分)の活動が落ち着くことがわかっています(Lieberman et al., 2007)。また、気持ちを書き出すことで心の負担が軽くなることも、筆記開示の研究(Pennebaker)で示されています。言葉にすることは、気持ちに振り回されないための、いちばん身近な方法なのです。
「消えたい」と思うほどしんどいときは
気持ちがわからない状態が続くと、ある日ふと「もう全部どうでもいい」「消えてしまいたい」という思いが浮かぶことがあります。もし今、あなたがそう感じているなら、まずお伝えしたいことがあります。
「消えたい」「死にたい」という気持ちは、あなたの心が「これ以上ひとりで抱えるのはつらい」と出しているSOSです。その気持ちを持ったことを責める必要はまったくありません。そして、助けを求めることは弱さではありません。しんどさを誰かに渡すことは、自分を守るための、勇気ある行動です。
気持ちをうまく言葉にできない人は、つらさが周りに届きにくいことがあります。「大丈夫?」と聞かれて「大丈夫」と答えてしまう。だからこそ、うまく説明できなくても「なんか、しんどい」の一言だけで連絡していい場所を、知っておいてほしいのです。
ひとりで抱えないで。話せる場所があります
・24時間子供SOSダイヤル(文部科学省)0120-0-78310
・チャイルドライン(18歳まで)0120-99-7777
・よりそいホットライン(24時間)0120-279-338
・いのちSOS 0120-061-338
・こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556
・電話が苦手な人は、厚生労働省「まもろうよ こころ」(https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/)でLINEやチャットの相談先を探せます
・命の危険が迫っているときは、迷わず119番・110番へ
学校の中にも、話を聞いてくれる人がいます。担任の先生でなくてもかまいません。保健室の先生、スクールカウンセラー、相談室の先生、部活の顧問、話しやすい先生。「何を話せばいいかわからない」と、そのまま言って大丈夫です。相談室は、うまく話せる人のためではなく、うまく話せない人のためにあります。
気持ちを言えなかった高校生が、変わっていった話
書籍原稿には、気持ちを言葉にできなかった高校生が、少しずつ変わっていった話がいくつか出てきます。そのうちの二人を、短く紹介させてください。
「別に」としか言わなかった男の子
ある高校生の男の子は、お母さんに連れられて私のところに来ました。何を聞いても「さぁ」「別に」としか答えず、表情もありません。でも、ときどき足をガタガタと揺らしていました。言葉は出なくても、体は何かを訴えていたのです。
二人きりになって話を聞いたとき、彼の口からぽつりと出てきたのは、とても激しい怒りの言葉でした。厳しい家庭の中で、長いあいだ気持ちを押し殺してきたのだと思います。私はその言葉をたしなめず、「それくらい強い気持ちがあるんだね」と、まずそのまま受け止めました。
怒りを否定されずに受け止めてもらえたことで、彼はやがて自分から、その怒りをそっと下ろすような言葉を口にしました。そこから、怒りの奥にあった別の気持ちにも少しずつ気づいていったのです。何度も話をし、ワークに取り組むうちに彼は変わっていき、今は医療の仕事について、人を助ける側で頑張っています。
ここで伝えたいのは、強い言葉を使っていいということではありません。どんな気持ちも、安心できる相手の前で言葉にできたとき、ようやく形を変えはじめるということです。言葉にならない怒りや悲しみを一人で抱えているなら、信頼できる大人や相談先に、そのまま持っていってください。
ゲームでは饒舌、それ以外は無口だった高校生
もう一人は、ある対戦ゲームで世界トップクラスの腕を持つ高校生です。ゲームの話になると、戦略や相手の読み方を生き生きと語ってくれました。ところが、ゲーム以外の話になると急に言葉が少なくなります。「ほとんどの人が自分をわかってくれないし、自分も他人のことがわからない」と感じていて、中学1年生から学校に行けなくなっていました。
彼に試してもらったのが、先ほどの「キャラクター感情読み」です。現実の人の気持ちを想像するのには抵抗があったけれど、アニメならゲーム感覚でできたそうです。以前は「自分ならここで泣いたりしない」と思っていたのが、やがて「このキャラなら泣くよね。わからなくはない」と思えるようになりました。そして「不思議なことに、周りの人が自分のことを少し理解してくれるようになった気がする」と話し、少しずつ学校にも行けるようになったのです。
得意なことに集中できる力は、立派な才能です。その想像力を、ほんの少しだけ別の方向に広げてみる。それだけで、世界の見え方が変わることがあります。
保護者の方へ|短いコラム
ここだけは、高校生のお子さんを持つ保護者の方に向けて書きます。
子どもが「別に」「普通」「わかんない」としか言わない。進路の話をしても乗ってこない。心配になるのは当然です。けれど、思春期の子どもが気持ちを言わないのは、親を拒んでいるからとは限りません。自分でも自分の気持ちがわからず、言葉を探している最中であることも多いのです。
- 「どう思う?」より「今日、体はどう?疲れてる?」と体のことから聞く
- 答えが返ってこなくても、責めずに「そっか」で終える
- 親自身が「今日はちょっと疲れた」「うれしかった」と、自分の気持ちを短く口にする
- 進路の話は、決めさせることより「イヤじゃないこと」を一緒に探す時間にする
- 食欲や睡眠、表情の変化が2週間以上続くときは、学校や医療機関に相談する
大人が先に気持ちの言葉を使ってみせることは、どんな説明よりも強いお手本になります。そして、子どもが「消えたい」などの言葉を口にしたときは、驚いても否定せず、「話してくれてありがとう」と受け止めてください。一人で抱え込まず、学校のスクールカウンセラーや上の相談窓口に、保護者の方も相談していいのです。
よくあるご質問
まずは認めてあげよう。
そこから、気持ちの言葉は育ちはじめます。
どんな言葉でも、あなたの気持ちの入り口になります。
自分を大切にしよう
「自分の気持ちがよくわからない」。それは、あなたが冷たいからでも、心が空っぽだからでもありません。気持ちは確かに動いているのに、それに名前をつける道が、まだ見つかっていないだけです。高校生という時期は、進路も友だちも恋愛も、気持ちが急に複雑になる時期。言葉が追いつかなくなるのは、むしろ自然なことです。
心の体温チェック、今日のオノマトペ、3段階温度計、感情タイムアウト、キャラクター感情読み、感情ことば帳。どれも、誰にも気づかれずに今日から始められます。「エモい」や「無理」はそのまま使っていい。ただ、一人の時間にときどき箱の中をのぞいてみてください。そして、もし「消えたい」と思うほどしんどいときは、うまく説明できなくていいので、相談窓口や身近な大人に「しんどい」とだけ伝えてください。
私自身、理由のわからない涙を流していた子どもでした。そんな私でも、時間をかけて自分の気持ちとつながり直すことができました。だから、あなたにも伝えたいのです。自分を大切にしよう。わからない自分も、迷っている自分も、そのままでいい。あなたの中には、まだ名前のついていない大切な気持ちが、ちゃんと息づいています。
つらいときの相談先
・24時間子供SOSダイヤル(文部科学省)0120-0-78310
・チャイルドライン(18歳まで)0120-99-7777
・よりそいホットライン(24時間)0120-279-338
・いのちSOS 0120-061-338
・こころの健康相談統一ダイヤル 0570-064-556
・厚生労働省「まもろうよ こころ」(https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/)でSNS相談先を探せます
・命の危険が迫っているときは、迷わず119番・110番へ
本記事の参考資料・科学的根拠
- 中島輝『感情を言語化すれば人生はうまくいく 感情迷子さんの本』(近刊)原稿
- 中島輝・自己肯定感アカデミー「アレキシサイミア 感情の鈍麻:失感情」講座資料
- Taylor, G.J., Bagby, R.M., & Parker, J.D.A. (1997). Disorders of Affect Regulation: Alexithymia in Medical and Psychiatric Illness. Cambridge University Press.(邦訳『アレキシサイミア―感情制御の障害と精神・身体疾患』星和書店)
- Lieberman, M.D. et al. (2007). Putting feelings into words: Affect labeling disrupts amygdala activity in response to affective stimuli. Psychological Science, 18(5), 421-428.
- Pennebaker, J.W. (1997). Writing about emotional experiences as a therapeutic process. Psychological Science, 8(3), 162-166.
- 文部科学省「24時間子供SOSダイヤル」、厚生労働省「まもろうよ こころ」

自己肯定感の第一人者である中島 輝と共に、自己肯定感の重要性を多くの人に伝えるために活動中。講師としての登壇経験が多く、自己肯定感をはじめとするセラピー・カウンセリング・コーチングの知識が豊富。メディアサイト「自己肯定感ラボ」を通じ、誰もが輝いて生きていくための情報を発信中。






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