旦那の子育て参加をうながすテクニック10選

社会問題にも捉えられている「ワンオペ育児」。
本来なら夫婦で協力する育児のはずなのに、「旦那が非協力的で育児や家事はすべて自分が担っている」という状況が増えています。
そんな苦労も知らずに過ごす旦那さんを横目に、「気力も体力も限界……」というママもいるのでは。

支え合いの精神で思いきって旦那さんに協力を求めるのなら、嫌々協力してもらうのではなく、旦那さん自ら「育児に参加したい」「頑張っている妻を支えたい」と思ってもらいたいですよね。

そこで今回は、旦那さんを子育てに参加させるテクニックを紹介します。これまで旦那さんに協力を求めては失敗に終わってきたママも、旦那さんに“グサグサ刺さる”テクニックを使って、イクメンパパを目指してもらいましょう。

目次

子育てをしない旦那さんには子供がなつかない

子供が小さいうちは、離乳期に入ったとしても何かと手がかかるものです。子供の世話をママ一人がこなす状況が続くと、子供が旦那さんになつきにくくなります。
子供がなついていない場合、ママも気軽に「面倒を見ててね」とは言えない状況が生まれることに。

子供の世話を頼めないと、ママの自由時間は皆無となり、「自分が動けなくなったらまずい」というプレッシャーがさらにのしかかります。育児には365日休みがないうえに精神的な負担が大きい状態が続くと、ママの心の余裕がなくなってしまうでしょう。

なかには、「言い訳されて嫌な気分になるくらいなら最初から頼まない」「結局、自分が子供を見たほうが効率がよい」と考えてワンオペ育児をこなす凄腕ママもいるかもしれません。

しかし、ママがどうしても時間を取れないときや、ケガや病気で一時的に動けないとなったときは、旦那さんの協力が欠かせません。いざというときに安心して育児を頼めるように、今のうちから旦那さんを“育児の戦力”として育て、子育ての当事者意識を持ってもらうようにうながしましょう。

旦那さんに子育て参加をうながす10の方法

子育ては、母親と父親が協力して行なうもの。母親だけ、父親だけで親の役目を果たせばいいということはありません。ましてや子供が小さなうちは育児にかかる手間が大きく、家事や仕事の両立が難しくなることから、夫婦で子育てに取り組むことが理想です。

しかし、厚生労働省が2016年に実施した世界の父親に関する調査によると、日本の父親は他国の父親と比べて育児や家事への協力時間が短いことが明らかに。アメリカやノルウェー、スウェーデンでは1日3時間以上、父親が育児や家事をこなしているのに対し、日本の父親が費やす時間は1時間半以下といわれています。
出典:イクメン宣言者の宣言後行動リサーチ

特に子育てに無頓着な旦那さんほど、「育児も家事も妻の仕事」「できる人がやればよい」と他人事のように考えている可能性があります。そんな旦那さんに子育てへの参加をうながすときは、「子育ては母親と父親がチームで取り組む仕事」だと認識してもらうことが大切です。

ここからは、旦那さんが“自分事”だと思えるような、子育て参加をうながす具体的な10の方法を解説します。

1|お世話方法のマニュアルを作る

旦那さんが育児に協力的でない原因に、「自分がやれることはない」「必要なことはすべて妻がやっている」と考えてしまうことが挙げられます。いざ協力しようと子育てに参加しても、そもそもお世話の方法が適切でなければ、泣く子も泣き止みません。
そんなことを繰り返しているうちに子育てに対する意欲がなくなることも考えられるので、まずは旦那さんに向けたママ直伝のマニュアルを作ってみてはいかがでしょうか。
暇なときに目を通してもらっておくだけで旦那さんの子育てスキルが向上し、旦那さんの成功体験が増えれば、子育てへの意欲も高まること間違いありません。

2|育児タスクを「見える化」して分担しやすくする

一口に子育てといっても、離乳食作りや寝かしつけだけでなく、日中の遊びやお昼寝、お風呂後の水分補給、定期検診のスケジュール把握などやるべきことはたくさんあります。
子育てタスクを一覧にして「見える化」できれば、子育ての負担を理解してもらいやすいと同時に、旦那さんができること・できないことを把握してもらうきっかけになります。

3|旦那さんの得意なタスクを積極的に任せる

「オムツ替えは苦手だけど遊ぶのは任せて」という男性は大勢います。
上で挙げたマニュアルや育児タスクをもとに旦那さんの得意・不得意を把握して、旦那さんが得意なタスクを担当してもらうようにしましょう。
体を使った遊びや外遊びで子供と過ごす時間が増えれば、子供も父親になつきやすくなります。
また、病院の付き添いや事務手続き、保育行事など、「たまにしかないお世話」を手伝ってもらうと、育児に参加している実感を持ってもらえるでしょう。

4|旦那さんの会社の制度を調べる

育児休暇は、女性だけのものではありません。父親でも利用可能な育児休暇制度には、子供が生後2ヵ月を迎えるまでの間に利用できる父親のための産休や、6歳までの間に利用できる看護休暇、時短制度などがあります。
旦那さんが勤めている会社の制度を調べて、活用できそうなものを把握できれば、意欲的に育児に参加してくれるかもしれません。

5|他のパパがいる場所に連れて行く

公園やレジャー施設など、他のパパがいる場所に家族で出かけるのも、旦那さんの父親魂に火をつけるのにおすすめの方法です。負けず嫌いな旦那さんなら、他のパパのイクメンぶりを見て子育てに躍起になってくれるでしょう。
また、児童館や子育て支援施設で実施される子育て教室に参加するのも、正しいお世話方法や他の親子を知る機会になります。

6|イクメン漫画を読ませる

育児本を読んでくれない旦那さんには、子育てを題材にした漫画から育児の知識を蓄えてもらうのもおすすめです。近年は、母親目線の育児漫画だけでなく、育児に奮闘する父親目線で描かれた漫画など、キャッチーな作品もあります。
子育ての大変さや協力してほしいことを上手く説明できないときも、漫画がママの気持ちを代弁してくれること間違いありません。

7|子供がパパ好きになるよう仕向ける

子供が旦那さんになついていない場合、お世話を頼みづらいですよね。そんなときは子供が旦那さんを好きになってくれるよう、「○○君はえらいねってパパが言ってたよ」のように日ごろから子供に旦那さんの話をしたり、子供と旦那さんが接点を持てる場を作ってみましょう。
子供が旦那さんになついてくれると、旦那さんも子育てのやりがいや喜びを得やすくなります。

8|旦那さんの活躍の場を作る

家事や育児をママに任せっきりの旦那さんでも、キャンプや魚釣り、バーベキューなどのレジャーでは、旦那さんが活躍できるチャンスが満載。ママや子供に「すごい!」と言われる活躍の場を用意できれば、旦那さんの自尊心を高められます。
かっこいいパパを見て子供が旦那さんになつく相乗効果も期待でき、ますます「子育ては楽しい」と思ってもらえるかもしれません。

9|家庭の危機管理を話し合う

事故や病気などによる突然の入院は、誰にでも起こり得ること。
万が一の事態を想定した対策を練っておくことは、子育てに関わらず大切なことです。
家庭の危機管理について話し合い、ママに何かあった場合、頼りになるのは父親の存在だという事実を認識してもらいましょう。

10|あえて子供と旦那さんを残して出かける

旦那さんが子育てに消極的な場合、子供と旦那さんを残して出かけ、半ば強制的に子育てに参加してもらうのも一つの方法です。子供と過ごす時間を増やすことで、育児の大変さを知ってもらうきっかけになります。
二人きりで過ごさせることが不安な場合は、いつでも駆けつけられるように家の近くで待機しておくか、短時間で戻るようにしましょう。

旦那さんの前で頑張りすぎないことも大事

ママが家事や育児を一人で頑張ってしまうと「なんだ、一人で何でもできるじゃないか」と旦那さんが間違った認識をしてしまう可能性があります。ママの頑張りが旦那さんの育児参加を遠ざけてしまうなら、いっそのことママはあえて力を抜くのもあり。

子育ての負担が大きいと感じたら、旦那さんの前で頑張りすぎず、できない現状をさらけ出して「あなたも当事者よ」とうながしてみませんか。

そうすることで旦那さんがママの大変さを知るきっかけになり、「ママの伝えたいこと」と「旦那さんの認識」に食い違いが生まれにくくなります。
子育ては家庭の数だけ違った形があり、完璧な親はどこにもいません。ママも旦那さんも完璧を目指さず、自分たちなりの子育てスタイルを見つけてください。

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