これまで35年以上学習塾に勤め、3,000人以上の生徒と関わってきています。小学生の高学年の頃から、「いずれ死ぬのになぜ私は(この世に)生まれてきたのだろうか?」と考えながら過ごしているような子どもでした。常に【生きる意味】を探し続けていたようです。その大きな理由は、勉強ができないことにより、父親から否定され続け、自分の存在価値を感じていなかったからだと考えています。そのような中、大学生のとき、学習塾に採用され、生徒から、「先生、分かった!」たった、このひと言により救われました。「ここにいてもいいんだ」「ここであれば、(自分も)役に立てる」という【存在価値】を得られた気がしました。そのとき、私はこの道で生きていこう!と決め、学習塾一筋…今の私があります。