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つい「わたしなんて…」と自分を否定したり、自信をなくしてしまったときに大切なのが、「自分を信頼できる」感覚です。その感覚を育てるための 5つの心がけを、書籍『アイシナモロールと“一緒にご自愛”』(扶桑社)の監修者であり、自己肯定感の第一人者である心理カウンセラーの中島輝先生に伺いました。自分をいたわり愛する姿勢が共感を呼んでいるキャラクター「アイシナモロール」と一緒に学んでみましょう。
「自分を信頼できる」とは?
「わたしなんて」「申し訳ない」「頑張りが足りない」――そんな口癖は、自分を信じる力が弱まっているサイン。中島輝先生は「根拠のない自信でも大丈夫。“自分を信じる”という態度そのものが自信を育てます」と強調します。自分を信頼できれば、挫折から立ち直り、直感力も磨かれ、次々に挑戦できる力が身につきます。
中島輝先生がすすめる 5つのポジティブ変換術
1 「なんとなく、やれそう」でいい
根拠がなくてもOK。「できそう」「やれる気がする」という小さな思い込みを大切に。根拠のない自信は揺らぎにくく、自分を強く支えてくれます。
2 「もう、や〜めた!」と手放す
悩みや不安がぐるぐる回るときは、「もう、やーめた!」と声に出す。心理療法でいう「脱フュージョン」のテクニックで、負の感情を切り離すことができます。
3 「これはわたしの課題? 相手の課題?」
悩みは「自分の課題」と「他人の課題」に分けて整理。アドラー心理学の考え方に基づき、相手の課題は手放すことで、心が軽くなります。
4 自分と相手のあいだに線を引く
相手の悩みや感情を背負い込みすぎないこと。「寄り添うけれど線は越えない」ことを意識すると、自分を守りつつ良好な関係を築けます。
5 「わたしなんて」ではなく「わたしだからこそ」
ネガティブな言葉はプラスに変換。心理学でいう「リフレーミング」です。
「話すのが苦手」→「聞き上手」
「負けず嫌い」→「向上心がある」
言葉を変えることで、自分への信頼が回復します。
書籍紹介
『アイシナモロールと“一緒にご自愛”』(扶桑社)
監修:中島輝先生
シナモロールと一緒に学べる“自己肯定感の教科書”。「自分を大切にする方法」が満載の一冊です。
書籍はこちら:https://amzn.asia/d/fV7vSOb
ESSE online記事はこちら:https://esse-online.jp/articles/-/33948