初対面で好印象を残せる人の特徴

会ってからほんの数秒で、第一印象は決まるといわれています。

このときにどのような印象を抱かれるかで、その後の関係性に大きな影響が生じてきます。

「明るくて話しやすい人」という印象を抱かれれば、例えば、ビジネス上の付き合いであるならば、商談がスムーズに進むかもしれません。

逆に「暗くて話しづらい人」という印象を抱かれると、商談自体が流れてしまうかもしれません。

これは極端な例ですが、それでも第一印象が良いに越したことはないですよね。

しかし、初対面の人といざ話すとなると、緊張で焦ってしまい、うまくコミュニケーションが取れないと人もいるでしょう。

今回は、初対面で会った時に好印象を残すテクニックを紹介していきます。

目次

好印象とは「もう一度会いたい」と思ってもらうこと

「相手にもう一度会いたいと思わせる」これは、ビジネスの場だけに限らず、ありとあらゆるコミュニケーションにおいて重要なことです。

初対面で、何もかもが全て上手くいくことはほとんどありません。

しかし、何度か会っている内にお互いのことを知り、信頼関係が築かれ、その結果としてお互いが望む成果や関係性などを得ることができるのです。

ですが、初対面時に「この人にはもう会いたくないな」と思わせてしまったら、そこで終了です。次につなげることはできません。

もう会いたくない、悪い印象を与えてしまう2つのパターン

会いたくないと思わせてしまうパターンは大きく2つに分けられます。

・パターン1
一方的に話すだけ話して、相手が距離をとってしまう

・パターン2
会話がうまく続かず、ぎこちない雰囲気のまま終わってしまう

この2つのパターンは、異なっているように見えますが、実は「自分の話だけに集中してしまっている」という共通点があるのです。

自分のことを覚えてもらうために、自己紹介で印象を残すことは重要視されています。しかし初対面の相手に対して、人間は防衛本能が働き、警戒してしまいます。

そんな中で、自分の会社の商品や自分自身のことばかり話してくる相手には、より強く防衛本能が働き、警戒心や恐怖心が生まれてくるのです。

一度定着した印象はなかなか覆せない

人間には、相手を第一印象で受けたイメージのまま定着させてしまう性質があります。

これは、何か大きなきっかけがなければ、半年間もそのイメージが継続されるといわれています。

一度定着したイメージや印象を覆すことは簡単なことではありません。

先ほども述べましたが、初対面で悪印象を与えてしまうと、その後もう一度コミュニケーションをとる機会を得ることができず、イメージを挽回するチャンスを失ってしまうのです。

逆に、初対面で相手の防衛本能を解いて、良い印象を与えることができれば、その後の信頼関係の構築が非常に容易なものになります。

good impression

初対面の相手に好印象を与える3つのテクニック

ここからは、相手の防衛本能を解いて、好印象を与えるための3つのテクニックを紹介していきます。

テクニック1「5つのYES」

5つのYESとは、相手とのコミュニケーションの中で、YESを5つ集めることです。このYESには以下のような同意・承認が含まれます。

相手の話しに対して「そうですね」と相槌を打って同意するYES、相手の身につけているものを、例えば「きれいな柄のネクタイですね」と承認するYES、そして「今日は肌寒いですね」など、相手からの同意をもらうYES。

たくさんのYESを集めるために使いすぎるとわざとらしくなるので、5回ぐらいでとどめておいてください。

5つのYESを集めることができれば、相手の防衛本能は解かれ始めているといっていいでしょう。

特に、初対面で自分の話ばかりしがちな人は、この5つのYESを意識してコミュニケーションを取ってみてください。

テクニック2「返報性の原理」

「自分の話しは控えて、相手に話してもらうことに注力しよう!」といって、質問ばかり投げかけているようでは、信頼関係を構築することはできません。

ここでポイントとなるのが「返報性の原理」です。返報性の原理とは、何らかの施しを受けた場合、それを返さなければならないという感情を抱く人間心理のことです。

この心理をコミュニケーションの中に取り入れるのですが、やることは”相手の言葉をオウム返しする”ということです。

こうすることで「自分はあなたの話をしっかり聞いていますよ」という傾聴の姿勢を示すことができます。

すると相手は、自分の話に興味・関心を持ってくれているんだなと感じ、安心感が高まり、徐々に心を開いて話しをしてくれるのです。

オウム返しは、傾聴だけでなく、相手に同意・共感していることを示すことができます。

ここで返報性の原理が働き、相手もまたあなたに対して同意・共感といった感情を抱いてくれるのです。

これは取引先だけでなく、友人関係でも使うことができます。

相手の話しに対して、ただ「わかった」と答えるよりも「明日の12時に駅前集合ね、わかった」と返答した方が、しっかりと話しを聞いてくれていると感じませんか。

テクニック3「希少性を探す」

初対面の人と話すことが苦手な方は「相手に何を質問したらいいかわからない」という悩みを抱えているかと思います。

しかし初めて会った人と、思いもよらぬ共通点が発覚し、話しが盛り上がった経験はありませんか?

例えば、同じ出身地だった、同じ柄のネクタイをつけていた、というように。

このような偶然の一致は円滑なコミュニケーションのきっかけになるのです。

そして”共通点があって嬉しい!”ということを相手に伝えましょう。

これによって、相手はあなたに対して何か運命的なものを感じ、興味を抱いてくれるきっかけになるのです。

「初対面でいきなり共通点を見つけるなんて難しい!」と感じるかもしれませんが、これは大層な共通点である必要はありません。

例えば、相手の名刺に書かれている住所の近くに昔住んでいたことがある、それだけでもいいのです。

あくまで、コミュニケーションのきっかけのための共通点なのです。

まとめ

とはいえ、今紹介した3つのテクニックは一朝一夕で身につくものではありません。

しかし、日頃から意識してコミュニケーションの中に取り入れていけば、これらテクニックは必ず身についていくでしょう。

友だちの髪色が変わっていたら「髪を染めた?似合ってるね」と声をかけてみる、日焼けをしていたら「海へ行っていたの?」と聞いてみる。

それだけで会話は広がっていきますし、自然と相手に対して興味を持ち、尊重できるようになります。

それが初対面の人に好印象を持ってもらうための近道といえます。

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