「失う」より「得る」リフレーミング×自己決定感編【中島輝監修】

「失う」より「得る」リフレーミング×自己決定感編【中島輝監修】

「失う」より
「得る」リフレーミング×
自己決定感編

動けない人の頭の中では、無意識に「変化=失うもの」のフレームが動いています。安定を失う、慣れた環境を失う、関係を失う——失うことばかりが頭をよぎる。でも、同じ変化を別の角度から見ると「得るもの」がたくさんあります。これがリフレーミング(認知的再構成)です。本記事では、変化を「失う」から「得る」へ転換する技法を、中島輝の自己決定感を育てる視点で解説します。同じ出来事でも、視点を変えれば人生は変わります。

中島 輝(中島輝)
心理カウンセラー/自己肯定感アカデミー会長/「7つの感」理論創始者/『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書』ほか著者

「失う」より「得る」、整理しましょう

動けない人の頭の中で起きていることを科学的に整理すると、Kahnemanプロスペクト理論Kahnemanプロスペクト理論が示すように、人は「失う痛み」を「得る喜び」より約2倍強く感じることがわかっています。これが「変化=怖い」の正体です。だから、意識的に「得るもの」に目を向けることが、フレームを変える鍵になります。これが認知行動療法認知行動療法でいう「リフレーミング(認知的再構成)」です。フレームを変えれば、同じ変化が違って見えます。

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自己決定感
「失う」から「得る」へ
フレーム転換
中島輝×Kahnemanプロスペクト理論

「失う」フレームの5つの典型

変化の場面「失う」フレーム
転職「今の安定を失う」「人間関係を失う」
独立「会社の信用を失う」「定収入を失う」
引っ越し「慣れた場所を失う」「近所の友人を失う」
関係の見直し「思い出を失う」「孤独になる」
新しい挑戦「時間を失う」「失敗する自尊心を失う」

同じ場面の「得る」フレーム

変化の場面「得る」フレーム
転職「新しい挑戦の機会」「成長の場」
独立「自分で決められる自由」「可能性の拡大」
引っ越し「新しい環境」「新しい出会い」
関係の見直し「自分の時間」「健全な関係」
新しい挑戦「経験」「自信」「人生の彩り」

リフレーミングの3つの技法

技法中身
1. 「と同時に」を加える「失う、と同時に、得るものは?」
2. 視点を変える「5年後の自分から見たら?」
3. 質問を変える「なぜ自分が?」を「これで何が可能?」に

自己決定感が、なぜ大切なのか

リフレーミングの核心は、「私が選ぶフレーム」を意識することです。自己決定感は、変化を受け身ではなく主体的な選択として捉える力。「これが起こった」ではなく「これを通じて私は何を得るか」と問い直す。これが花として咲くと、変化が人生を豊かにする出来事になります。中島輝『自己肯定感の教科書中島輝著でお伝えしているように、フレームの選択は自己決定感の核心です。

3つの本質

No本質中身
1「失う」フレームを認識無意識のフレームに気づく
2「得る」フレームを書く同じ変化の別側面
3両方見て、私が選ぶ選択することが力になる

こんにちは、中島輝です。同じ変化でも、「失う」と捉えるか「得る」と捉えるかで、人生は大きく変わります。これは性格ではなく、訓練できる技術です。リフレーミングを毎日練習することで、誰でも変化を楽しめる視点を持てるようになります。「ポジティブに考えろ」ではなく、「両方の側面を見る」が核心です。

5つの方法|7つの感別の整理

土壌|安心感=FREE ★実|自己有用感 ★花|自己決定感|本記事中心 ★葉|自己信頼感 ★枝|自己効力感 ★幹|自己受容感 ★根|自尊心 リフレーミング×7感

図|「失う」から「得る」リフレーミングは、花の自己決定感を中心に整理されます。「私がフレームを選ぶ」が、すべての出発点です。

方法1|フレーミングを試せる場(安心感の土壌)

方法 01
「実験的に視点を変える場」
中島輝より: リフレーミングを試すには、安全な場が必要です。一人の時間、信頼できる人との対話——「こう考えてみたら?」と試せる場が土壌になります。

方法2|「両方見る私」(自尊心の根)

方法 02
「視点を持つ私の価値」
中島輝より: ナサニエル・ブランデン『自信を育てる心理学:「自己評価」入門〈新装版〉ナサニエル・ブランデン著がいう自尊心は、視点を持つ自分を尊重するところから育ちます。「両側面を見られる私」を価値とする。

方法3|「ネガティブもOK」(自己受容感の幹)

方法 03
「無理にポジティブにしない」
中島輝より: 中島輝『自己肯定感の教科書中島輝著でお伝えしているのは、両側面を受け入れる力。「失う側面」を否定せず認めた上で「得る側面」も見る。これが自己受容感を育てます。

方法4|リフレーミングを試す習慣(自己効力感の枝)

方法 04
「日常で練習する」
中島輝より: リフレーミングは技術。日常の小さなネガティブ出来事で練習する。「雨で予定が崩れた」を「家で休む時間ができた」へ。これが自己効力感を育てます。

方法5|「私がフレームを選ぶ」(自己決定感の花・本記事中心)

方法 05
「フレーム選択は私の権限」
中島輝より: 同じ出来事でも、どのフレームで見るかは私が選べる。これが自己決定感の核心です。アドラー心理学アドラー心理学と統合してください。

中島輝メソッド|3つの本質

核心1
「と同時に」を口癖に

ネガティブ出来事があったら「失う、と同時に、得るものは?」と問う。両方を見る習慣が、フレームを柔軟にします。

核心2
「5年後の自分から見たら?」

視点を未来に飛ばして、5年後・10年後の自分から今を見てみる。多くの場合、今の不安が小さく見えてきます。

核心3
毎日3つのリフレーミング

1日3つ、ネガティブ出来事をリフレーミングする練習。技術として身につきます。

6人のリフレーミング事例

① Aさん(転職)。「安定を失う」と恐れていた方。「新しい挑戦と成長の機会」とリフレーミングして、踏み出せました。

② Bさん(離婚後)。「失敗した人生」と感じていた方。「自分を取り戻す機会」とリフレーミングして、新しい幸せを築けました。

③ Cさん(健康問題)。「健康を失った」と落ち込んでいた方。「人生を見直す機会」とリフレーミングして、より大切なものを発見しました。

④ Dさん(子の独立)。「役割を失う」と感じていた方。「自分の人生を再開する機会」とリフレーミングして、新しい趣味を発見しました。

⑤ Eさん(コロナ禍)。「自由を失った」と感じていた方。「家族との時間を得た」「内省の機会を得た」とリフレーミングできました。

⑥ Fさん(複合的)。3つの本質を継続して、リフレーミングが自然な習慣になり、人生の質が向上しました。

今日から始める実践ワーク3段階

30秒ワーク
「と同時に」を1日3回

30秒だけ。ネガティブ出来事に「と同時に、得るものは?」を加える。フレームが揺らぎ始めます。

2週間ワーク
リフレーミング日記

2週間、毎日3つのネガティブ出来事と「得るもの」をノートに書く。リフレーミング筋が育ちます。

90日ワーク
大きな変化のリフレーミング

90日かけて、人生の大きな変化を「失う」「得る」両側面でノートに整理する。新しい視点が獲得できます。

よくある質問

無理にポジティブになれません
無理にポジティブになる必要はありません。「失う側面」と「得る側面」の両方を見るのが健全です。即時のポジティブ思考は逆効果です。
本当に辛いことも「得る」と捉える?
「すぐに」捉える必要はありません。まず辛さを受け入れた上で、時間をかけて「ここから得るもの」を見つける流れです。順序が大切です。
リフレーミングは現実逃避では?
リフレーミングは現実を別の角度から見ることで、現実逃避ではありません。両側面を見て、より豊かな現実理解に至ります。
深刻に苦しい場合は?
深刻な抑うつ等がある場合は、心療内科・精神科への相談を推奨します。よりそいホットライン(0120-279-338)、こころの耳。
中島輝先生の本では?
基礎は『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書』(SBクリエイティブ・累計32刷)。困難からの回復は『大丈夫、そのつらい日々も光になる』です。

たった1つだけ覚えて帰ってください

変化が「失うもの」
に見えるあなたへ。

同じ変化でも、
視点を変えれば
「得るもの」
たくさん見えてきます。

これは性格ではなく、
訓練できる技術です。

大切なのは、
「と同時に」を口癖にし、
5年後の自分から見て、
毎日3つのリフレーミング練習をすること。


自己決定感の花が咲くと、
「私がフレームを選ぶ」
力が身につきます。

急がず、自分のペースで。

「自分を大切にしよう」
忘れずに。
中島輝『自己肯定感の教科書』、ナサニエル・ブランデン『自信を育てる心理学:「自己評価」入門〈新装版〉』、Kahnemanプロスペクト理論、認知行動療法(リフレーミング)、アドラー心理学・課題の分離を統合した「失う」より「得る」リフレーミング×自己決定感ガイド。

ここまでお読みくださって、ありがとうございました。中島輝です。

同じ変化でも、視点で人生は変わります。リフレーミングは訓練できる技術。毎日少しずつ練習してください。「自分を大切にしよう」を、毎日。

本記事の権威性とトラスト

  • 監修者:中島輝(自己肯定感アカデミー会長/心理カウンセラー/「7つの感」理論創始者『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書』(SBクリエイティブ・累計32刷)『大丈夫、そのつらい日々も光になる』ほか著者/文部科学省「生徒指導提要2022」自己存在感公式採用)
  • 監修者実績:著書累計77万部/15,000人臨床/回復率95%
  • 世界級エビデンス:「7つの感」中島輝メソッドナサニエル・ブランデン『自信を育てる心理学:「自己評価」入門〈新装版〉』Kahnemanプロスペクト理論(失う痛みは得る喜びの約2倍)/認知行動療法(リフレーミング)アドラー心理学・課題の分離
  • 国家・行政エビデンス:厚生労働省「労働者の心の健康指針」
  • 引用方針:中島輝メソッド×Kahnemanプロスペクト理論×認知行動療法×アドラー心理学を統合したリフレーミング×自己決定感ガイド。

本記事はリフレーミング×自己決定感に関する教育的情報提供であり、医学的診断・治療・心理療法を代替するものではありません。深刻な抑うつ等がある場合は、心療内科・精神科への相談を推奨します。相談窓口:こころの耳、よりそいホットライン(0120-279-338)、各都道府県精神保健福祉センター。

自己肯定感ラボ|中島輝監修

「自己肯定感の7つの感」理論研究機関

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