HSPには天才が多いって本当?HSPが持つ才能とその伸ばし方

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「HSPには天才が多い」という話を聞いたことはありませんか?

しかし「自分に特別な才能があるとは思えない」「自分は天才じゃない」と思っているHSPさんも多いと思います。

確かに、人より運動が得意だったり、手先が器用だったり、絵心が合ったりする人は稀かもしれません。

しかし、HSPさんには、そうでない人にはない才能が眠っています。この記事ではHSPの特性からその才能を紐解いていきます。

目次

HSPには天才が多い?

HSPには天才が多い……そんな話もありますが、これは事実なのでしょうか?

HSPだからといって天才とは限らない

HSPの人はすべて天才かというと、そんなことはありません。HSPは物事の感じ方の特性であり、才能ではないからです。

何かが特別得意であることと、HSPであることに関係はないとされています。

HSPの特性を生かして活躍した人もいる

しかし、HSPの特性が才能の開花に一役かったり、HSPだったからこそ優れた功績を収めた人もいるのは事実です。

一説には、小説家の太宰治や画家のゴッホはHSPだったのではないかと言われています。

HSPがもつ

・物語を深く考える

・感受性が豊かである

といった特性が、「人間失格」や「ひまわり」といった優れた作品を生み出すきっかけになったことは十分考えられるでしょう。

HSPの特性とは?

前の章で「HSPだからといって天才とは限らない。しかし、HSPの特性が才能の開花に役立つことがある」とお話しました。

では、HSPにはどんな特性があるのでしょうか?簡単に見ていきましょう。

HSPの特性「DOES」

HSPの持つ4つの特性は、「DOES(ダズ)」と呼ばれることがあります。これは、それぞれの特性の英語の頭文字をつなげた言葉です。

①D:Depth of processing(物事を深くとらえる)

物事を深く考える特性。単純な物事でも、一歩踏み込んで考えることができる。

②O:Overstimulated(刺激に対して敏感)

音や光、におい、痛み、かゆみなどの刺激に対して敏感である。些細な違いに気付きやすい。

③E:Emotionally reactive and high Empathy(他人に深く共感する)

感受性が強く、他人に強く共感できる。相手の話を聞いて、心の底から寄り添うことができる。

④S:Sensitivity to Subtleties(些細なことにも影響を受けやすい)

小さなことに気付ける。良くも悪くも他人の影響を受けやすい。

DOESについては、別の記事で詳しく解説しています。ぜひそちらも合わせてご覧ください。

他の人にはない特性が「才能」になることも

HSPの人は、他の人にはない特性を持っています。

その特性が才能に変わることもあるので、「自分には才能がない」「自分は何をやっても無駄だ」などと思わず、生きづらさを和らげながら自分に与えられた特性を磨いていきましょう。

HSPが持つ才能とは?

では、HSPが持つ才能にはどのようなものがあるのでしょうか?HSPが持っているであろう才能は、主に3つです。

①他人に共感する才能

②物事を深くとらえる才能

③他人には無い視点で物事を見れる才能

それぞれを詳しく見ていきましょう。

他人に共感する才能

HSPの人は感受性が強く、他人に強い共感を覚えやすいという才能があります。この共感する能力は、HSPでない人にはない能力です。

他人に共感する才能を生かせる仕事はたくさんありますが、中でもこの才能が活かせるのは「ソーシャルワーカー」や「ケアマネージャー」などの仕事でしょう。

他人の話を自分事として捉え、問題を解決するには・物事をより良くするためにはどうすれば良いか考える……これは、福祉分野で活躍するには欠かせない才能です。

共感力が高いということで「カウンセラーが向いている」などと言われることがありますが、カウンセラーの場合、共感力の高さが裏目に出ることがあります。

相手の話に深く共感するあまり、傷ついたり落ち込んだりするおそれもあるので注意が必要です。

物事を深くとらえる才能

物事を深くとらえられるのもHSPが持つ才能のひとつです。表面に見えているものだけでなく、その裏側や奥に潜んでいるものも感じとれるスキルは、接客業などで大いに活かされます。

相手が言葉にできない要望や願望を汲み取ることで、相手に満足してもらえる・喜ぶ顔が見られるので、やりがいを感じるでしょう。

他人には無い視点で物事を見れる才能

他人には無い視点で物事を見れる才能は、実にクリエイティブな才能です。人によっては、画家や作家として大成するかもしれません。

もし、これまで何かを創作した経験がないのなら、軽い気持ちで創作活動を始めてみるのも良いでしょう。

他人には無い視点・気付きは、創作するうえで大きな武器になります。

HSPが才能を活かすためにすべきこととは?

HSPの人がその才能をいかんなく発揮するには、4つのことを心がける必要があります。

これからお話する4つのことは、HSPの人はもちろん、そうでない人が才能を発揮するうえでも重要なことなので、頭の片隅に置いておいてください。

自己肯定感を高める

HSPの人は、自己肯定感が低い人が少なくありません。

「ありのままの自分でいいんだ」という自己肯定感は、自分が自分らしく生きていくうえで非常に重要なものです。

・他人の顔色ばかりうかがってしまう

・自分に価値がないように感じる

ことが多いのであれば、今日から少しずつ自己肯定感を高めるトレーニングをしていきましょう。

自己肯定感は、一朝一夕で育ちません。良い自分だけでなく、悪い自分も「いいんだよ」と認めることで、育まれていきます。

失敗しても「失敗するなんて自分はなんてダメなんだ!」と自分を責めたりせず、チャレンジしたことに目を向けましょう。

普段、何かを否定することが多いのであれば、意識して肯定するようにするだけでも、気持ちが変わってきます。

自分の才能を磨く努力をする

誰しもひとつは得意なこと・好きなことがあると思います。

そのスキルを磨く努力をしましょう。磨かれたスキルがHSPの特性と組み合わさることで、唯一無二の才能に変わります。

得意なことが何もない、好きなことも見つからないという人は、些細なことでも構いません。人より少しうまくできることを極めてみてください。

行動を起こす勇気を持つ

マイナス思考が強いHSPの人の場合、チャンスが巡ってきたとしても行動を起こせず、チャンスを逃してしまうことがあります。

チャンスは、そう頻繁に巡ってくるものではなく、然るべき時に行動を起こさなければせっかくの才能も活かせません。

チャンスが巡ってきたときに、思い切りよく行動を起こす勇気を持ちましょう。失敗したとしても、挽回できないほど大きな失敗にはならないはずです。

意外と、一歩踏み出してみたらテンポよく話が進み、成功できることも珍しくありません。

信頼できる仲間を探す

HSPの人は人に傷つけられることが多い分、簡単に他人に心を開かないことがあります。

しかし、人は1人では生きられず、1人ではできることにも限界があります。

心から信頼できる仲間を探すのは容易ではありませんが、つらいとき・苦しいときに背中を支えてくれる仲間を探してみましょう。

対面でなくても、最近はネットを通じて信頼できる仲間と出会う人も大勢います。

自分の特性や才能を見つめなおしてみよう

HSPだからといって全員が天才であると言うことはできませんが、HSPにはHSPにしかない才能が眠っているのもまた事実です。

「運動が得意」とか「手先が器用」といったわかりやすい才能ではないかもしれませんが、工夫次第でいくらでも役に立てることができます。

ぜひこの機会に自分の特性や才能を見つめなおしてみてください。


タイトルを記載の上、「HSP DOES」の記事にリンクをお願いします。

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