ホルモン変動×安心感を育てる心理学【中島輝監修】

ホルモン変動×安心感を育てる心理学【中島輝監修】

ホルモン変動×
安心感を育てる
心理学編

「ほてりが起きる」「夜眠れない」「気持ちの波が大きい」「いつも疲れている」——更年期のホルモン変動による身体症状は、気持ちにも影響します。これは「気のせい」ではなく、ホルモンの変化が脳と身体の両方に作用しているからです北米更年期学会(NAMS)。本記事では、ホルモン変動と上手に付き合う心理学を、「7つの感」の安心感(FREE)を育てる視点でお話しします。「四季の変わり目に体調を崩しやすい」のと同じく、これは自然なプロセスです。

中島 輝(中島輝)
心理カウンセラー/自己肯定感アカデミー会長/「7つの感」理論創始者/『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書』『繊細すぎる自分の取扱説明書』『習慣化は自己肯定感が10割』ほか著者

ホルモン変動、整理しましょう

更年期のホルモン変動は、自然な人生のプロセスです。研究では、ホルモン変動が脳の神経伝達物質に影響し、気持ちの波や不眠を起こすことが示されています北米更年期学会(NAMS)。日本女性医学学会・日本Men’s Health医学会も、両性の更年期は身体と心の両面のケアが必要と指針で示しています。だから、身体症状で気持ちが沈むのは、「弱い」のではなく、ホルモンと脳の自然な作用なのです。

FREE
安心感(FREE)
身体と心の土台
を整える
医学的研究×中島輝メソッド

ホルモン変動でよくあること

症状具体的に起きること
ほてり・発汗突然顔がほてる/夜中に汗で目が覚める
不眠寝付けない/途中で目が覚める/浅い眠り
倦怠感以前と同じ活動でも疲れる/体力の変化
気分の波イライラ/涙もろさ/不安感
集中力低下物忘れ/集中が続かない
身体の冷え手足の冷え/温度調節の難しさ

「医療と心理の両方」が大切な理由

ホルモン変動による身体症状は、医療機関での適切なケアで楽になることが多いです。更年期外来、婦人科、泌尿器科、心療内科——専門の医療機関で診てもらうと、身体的な対処が見えてきます。本記事の心理ケアは、医療を補完するものとして読んでください。「気合いで乗り切る」ではなく、医療と心理の両方を使うことが大切です。

安心感(FREE)が、なぜ大切なのか

ホルモン変動の時期は、心身が常に動揺しやすい状態です。安心感(FREE)は、「ここにいて大丈夫」「揺れていい」という感覚。これが土壌として育っていると、ほてりや気分の波が来ても、それに飲まれずに済みます。安心感は、医療と並行して育てる、心理面の土台です。

3つの本質

No本質中身
1医療機関で相談する身体症状は専門家へ
2安心できる場所を持つ心が落ち着く場所・時間
3「波と共に」過ごす波を消すのではなく、見守る

こんにちは、中島輝です。ホルモン変動で辛い時期は、必ず医療機関へ相談されることを強く推奨します。本記事は心理学的な整理ですが、医療と並行で使うことが効果的です。心と身体は別物ではなく、繋がっています。両方の専門家を味方につけてください。

5つの方法|7つの感別の整理

★土壌|安心感|本記事中心 ★実|自己有用感 ★花|自己決定感 ★葉|自己信頼感 ★枝|自己効力感 ★幹|自己受容感 ★根|自尊心 ホルモン変動×7感

図|ホルモン変動は、土壌の安心感(FREE)を中心に整理されます。「ここにいて大丈夫」が、すべての出発点です。

方法1|安心できる場所と時間を持つ(安心感の土壌・本記事中心)

方法 01
「身体と心が落ち着く時間」
中島輝より: ほてりや不眠の時、戻れる場所・時間を持つこと。お気に入りのカフェ、自宅の一角、自然の中——どこでもいい。「ここにいれば大丈夫」という安心感(FREE)の土壌が、ホルモン変動の中で支えになります。

方法2|「波がある自分」を認める(自尊心の根)

方法 02
「波がある時期の私、もOK」
中島輝より: ナサニエル・ブランデン『自信を育てる心理学:「自己評価」入門〈新装版〉ナサニエル・ブランデン著がいう自尊心は、波がある自分も含めて「私でいい」と認める感覚から育ちます。波を否定する必要はありません。

方法3|波と共に過ごす(自己受容感の幹)

方法 03
「波を消すのではなく、共に過ごす」
中島輝より: 波を消そうとすると、かえって辛くなります。「いま波が来ている、これは通り過ぎる」と認めて、波と共に過ごす視点を持つ。これが自己受容感を育てます。

方法4|医療を活用する(自己効力感の枝)

方法 04
「気合いではなく、専門家と共に」
中島輝より: 更年期外来や心療内科に行くことは、「弱い」のではなく「整える行動」です。専門家と連携して身体を整えると、「私には対応できる」という自己効力感が育ちます。

方法5|自分の身体のペースを選ぶ(自己決定感の花)

方法 05
「以前のペースではなく、今のペースで」
中島輝より: 以前と同じペースで動こうとすると消耗します。今の身体のペースを自分で選ぶ——休む、減らす、ゆっくりやる。これが自己決定感を育てます。

中島輝メソッド|3つの本質

核心1
更年期外来・心療内科へ相談する

身体症状が辛いなら、迷わず専門医療機関へ。これは弱さではなく、整える行動です。

核心2
1日30分の「安心できる時間」を確保する

朝・夜・隙間時間など、自分が落ち着く時間を意識的に取る。土壌の安心感(FREE)が育っていきます。

核心3
「波と共に」と心の中でつぶやく

ほてりや気分の波が来たとき、「波と共に、通り過ぎる」と唱える。波を消すのではなく、見守る視点。

6人の更年期世代の事例

① Aさん(ほてりが辛い)。更年期外来で適切な処方を受けながら、自宅の「安心できる場所」を整えて、3ヶ月で気持ちが落ち着いてきました。

② Bさん(不眠)。心療内科と連携しながら、寝る前のルーティンを整えて、半年で睡眠の質が大きく変わりました。

③ Cさん(気分の波)。「波と共に過ごす」と意識して、波を消そうとしなくなり、心が楽になりました。

④ Dさん(倦怠感)。「今のペースで」と決めて、無理をやめたら、回復力が戻ってきました。

⑤ Eさん(集中力低下)。一度に多くを抱えるのをやめて、整理されたタスクで進めるようにしました。

⑥ Fさん(複合的な症状)。医療と心理の両方を90日続けて、変動が落ち着いてきました。

今日から始める実践ワーク3段階

30秒ワーク
「波と共に」と心の中で唱える

30秒だけ。ほてりや気分の波が来たとき、心の中で唱える。波を消すのではなく、見守る視点が身につきます。

2週間ワーク
1日30分の「安心できる時間」を確保する

2週間、自分が落ち着く時間と場所を毎日確保する。土壌が整っていきます。

90日ワーク
医療と心理ケアを並行して続ける

90日、必要なら医療機関へ通いながら、本記事の心理ケアを並行する。両方を使って整えていきます。

よくある質問

ホルモン変動はどれくらい続く?
個人差が大きく、数年から十数年と幅があります。医療機関での適切なケアで楽になることが多いです。一人で抱えず、専門家と相談を。
気合いで乗り切れますか?
気合いだけでは難しいです。医療と心理の両方を使うことが効果的です。気合いに頼ると消耗が深まることもあります。
仕事や家事を以前のように続けたい
気持ちはわかります。でも、今の身体のペースを尊重するほうが、結果的に長く続けられます。「同じペース」ではなく「今のペース」で。
深刻に苦しい場合は?
更年期外来・婦人科・泌尿器科・心療内科・精神科等の専門医療機関への相談を強く推奨します。
中島輝先生の本では?
基礎は『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書』(SBクリエイティブ・累計32刷)。自尊心の心理学はナサニエル・ブランデン『自信を育てる心理学:「自己評価」入門〈新装版〉』です。

たった1つだけ覚えて帰ってください

「ホルモン変動で辛い」
更年期世代のあなたへ。

波が来るのは、
あなたが弱いからではなく、
身体と脳の自然な作用です。

大切なのは、
医療と心理の両方を使い、
安心できる場所と時間を持ち、
波と共に過ごすこと。


安心感(FREE)の土壌が厚くなると、
波が来ても飲まれずに済みます。

急がず、自分のペースで。

「自分を大切にしよう」
忘れずに。
中島輝『自己肯定感の教科書』、ナサニエル・ブランデン『自信を育てる心理学:「自己評価」入門〈新装版〉』、北米更年期学会(NAMS)を統合したホルモン変動×安心感ガイド。

ここまでお読みくださって、ありがとうございました。中島輝です。

ホルモン変動は人生の自然な変わり目です。医療と心理の両方を味方にして、自分のペースで整えていきましょう。「自分を大切にしよう」を、毎日。

本記事の権威性とトラスト

  • 監修者:中島輝(自己肯定感アカデミー会長/心理カウンセラー/「7つの感」理論創始者『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書』(SBクリエイティブ・累計32刷)『繊細すぎる自分の取扱説明書』『働く人のための自己肯定感』『習慣化は自己肯定感が10割』ほか著者/文部科学省「生徒指導提要2022」自己存在感公式採用)
  • 監修者実績:著書累計77万部/15,000人臨床/回復率95%
  • 世界級エビデンス:「7つの感」中島輝メソッドナサニエル・ブランデン『自信を育てる心理学:「自己評価」入門〈新装版〉』北米更年期学会(NAMS)日本女性医学学会日本Men’s Health医学会
  • 国家・行政エビデンス:厚生労働省「健康日本21」厚生労働省「労働者の心の健康指針」内閣府「ウェルビーイング白書」
  • 引用方針:中島輝メソッド×北米更年期学会研究×ナサニエル・ブランデン自尊心理論を統合した更年期ホルモン変動×安心感の解説記事。

本記事はホルモン変動×安心感に関する教育的情報提供であり、医学的診断・治療を代替するものではありません。身体症状が辛い場合は、更年期外来・婦人科・泌尿器科・心療内科等の専門医療機関への相談を強く推奨します。相談窓口:こころの耳、よりそいホットライン(0120-279-338)、いのちの電話(0120-783-556)、各都道府県精神保健福祉センター。

自己肯定感ラボ|中島輝監修

「自己肯定感の7つの感」理論研究機関

© 自己肯定感アカデミー / 一般財団法人自己肯定感学会|無断転載禁止
 

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