自己肯定感が低い人の恋愛傾向|10のチェックリストと改善のポイント

「いつも恋愛がうまくいかない」
「気づくとダメ男・ダメ女と付き合ってしまう」

そんなふうに恋愛がうまくいかない原因は、あなた自身の自己肯定感の低さにあるかもしれません。

自己肯定感とは、ありのままの自分を認める感覚のこと。自己肯定感の低さは自信のなさにもつながり、恋愛失敗の原因になることが多いのです。

せっかくの人生、できれば幸せな恋愛をしたいですよね。

そこでこの記事では、自己肯定感が低い人の恋愛傾向をチェックリストでご紹介し、自己肯定感を高めてステキな恋愛をするための3ステップをお伝えします!

自信のない自分から抜け出すため、幸せな恋をするために、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

自己肯定感とは?

自己肯定感とは、良いところもダメなところも含む、ありのままの自分を認める感覚のことです。

例えば、何か失敗をしたときに、自己肯定感の低い人は「私はなんてダメなんだ」と自分のことを責めてしまいます。対して、自己肯定感が高い人は「精一杯やった結果だし、仕方ない」と失敗を受け入れます。

自己肯定感が高いと、どんな自分も認めることができるのです。

あなたは自己肯定感が低い?恋愛傾向からみる10のチェックリスト

自己肯定感が低いと精神的に不安定になりやすく、人間関係にも影響をきたします。恋愛という深い関係ではなおさら、関係性を悪化させる原因となってしまいます。

まずは、恋愛傾向のチェックリストから、あなたの恋愛失敗が自己肯定感の低さによるものかをチェックしてみましょう。

〈自己肯定感が低い人の恋愛傾向チェックリスト〉
・強引にされると弱い
・幸せなほど不安になる
・思っていることを言えない
・パートナーの浮気が気になる
・すぐに体の関係をもってしまう
・相手の顔色ばかりうかがってしまう
・パートナーの好きなものを好きになる
・いつも気づくとダメな相手にハマってしまう
・友達のパートナーと自分のパートナーを比べてしまう
・パートナーの方が、好きな気持ちが大きいと引いてしまう

いかがでしたでしょうか? 多く当てはまるほど、自己肯定感が低い傾向にあるといえるでしょう。

自己肯定感が低いことを自覚したら、自己肯定感を高めていく努力をするだけ。自分自身が変わることで、幸せな恋愛に近づいていきますよ!

自己肯定感が低い人3タイプ

自己肯定感が低い人は知らず知らずのうちに、いつも同じような恋愛傾向を繰り返してしまいます。そこから抜け出すためには、まず自分の意識にどんな特徴があるのかを認識することが必要です。

そして、もうひとつ大切なことは自分を責めないこと。もしも自己肯定感が低くても、あなたが悪いわけではありません。「私にはこんなところがあるんだな」とただ認めることが、自己肯定感を高める第一歩です。

自己肯定感の低い人は、主に以下の3タイプに分けられます。

(1) いつも不安な「愛情枯渇タイプ」
(2) 相手を信じられない「愛情否定タイプ」
(3) 欠点を隠そうとする「プライドタイプ」

それぞれ説明します。

(1) いつも不安な「愛情枯渇タイプ」

「パートナーからいつも愛の言葉がないと不安」
「付き合ったらどんなときも一緒にいたい」

このような感覚がある方は、自己肯定感が低い「愛情枯渇タイプ」かもしれません。

自己肯定感が低い人は、幼い頃に自分を認めてもらえなかった経験や失恋経験などにより、心の根本に愛情への不安がある場合があります。そのため、いつもどこか満たされず、不安に支配されやすい特徴をもっています。

満たされない気持ちを他人で埋めようとするために、無意識に「かまってちゃん」になってしまう人も少なくありません。

ただ、他人からの賞賛や愛の言葉が心を埋めてくれるのはそのときだけ。根本には心に穴が空いた状態のため、満たされることなく何度も他人の愛情を求めてしまいます

そのため、恋愛においては依存的になったり、不安から束縛をしたりといった行動をとりやすくなります。

また、いつも手放しで楽しむことに罪悪感があり、自己犠牲的になりやすい特徴も。これにより相手は無意識に責められているように感じ、離れていってしまうことも多いです。ダメンズメーカーになりやすいのもこのタイプです。

(2) 相手を信じられない「愛情否定タイプ」

「追いかけられると冷めてしまう」
「どんな人と付き合っても浮気が心配になる」

そんな方は、根本に人を信じられない気持ちがある「愛情否定タイプ」かもしれません。

根本的に愛情への不安があると、無意識に「愛情は信じてはいけないもの」という認識をもってしまいます。これは、多くの場合、親との関係に起因します。

例えば、幼い頃に厳しい家庭で育ち、あまり褒めたり認めたりしてもらえなかった場合には、「どんなに健気に頑張っても結局は愛してもらえなかった」という気持ちが生まれてしまいます。すると、「愛情は信頼してはいけない」と無意識に思い込んでしまうのです。

こうした歪んだ認識があると、心から人を信じることができなくなります。さらに、恋人同士のような深い関係になるほど影響がでてきます。

恋愛においては、いつも浮気を疑ってしまい束縛の原因になることもあります。逆に、相手が自分のことをあまりにも好きだと、相手の気持ちから逃げてしまうことも。

これは、根本に「自分がそんなに愛されるはずがない」という気持ちがあるためです。人は無意識に幼少期の親との関係性を求めるため、相手の気持ちが信じられずに居心地の悪さを感じてしまうのです。

愛情を信じられないと、深い関係を築きにくくなるといえます。

(3) 欠点を隠そうとする「プライドタイプ」

「友達とはそれなりにうまくできるのに、恋愛になるとうまくいかない」
「人に心を開くのが苦手」

そんな方は、欠点を人に見せられない「プライドタイプ」かもしれません。

自己肯定感が低い人は、自分のダメなところを認めていません。そのため、欠点を隠そうとする特徴があります。これは、「プライドの高さ」と関係しています。

この思い込みも幼少期からの影響が大きく、例えば「テストの点数がいいときだけ愛情をもらえた」といった経験を繰り返すと、愛情には条件があり「よい自分」しか愛してもらえないと思い込んでしまいます。

また、それに加えて「いじめ」や人間関係におけるトラブルが重なると、より「自分はダメ」という思い込みが強くなっていきます。

このように自己否定感が強い人ほど、自分の欠点を隠そうとし、結果としてプライドが高くなります。プライドで守っているのは「弱い自分」「ダメな自分」であるため、プライドの高さと比例して自信がないことも特徴です。

恋愛においては、「ありのままの自分では愛してもらえない」という思い込みから、八方美人になりやすく、理想の自分を演じがちです。しかし、欠点がバレるのが怖いために深い関係に踏み入ることもできません。

自己肯定感を高めるための3ステップ

全章で3つのタイプをご紹介しましたが、必ずしもどれか1つに当てはまるわけではなく、いくつかのタイプが複合している場合もあります。大切なのは、自分にどんな思い込みがあるかを見極めることです。

本来、愛情には条件などなく、欠点があっても受け入れ合い、認め合うのが本当の愛情です。また幼少期の背景は影響しますが、愛情への偏った思い込みに気づくことで自己肯定感は高められます。

自己肯定感を高めるには、以下の3ステップを意識しましょう。

(1) 愛情への思い込みを認識すること
(2) 自分で自分を大切にすること
(3) 過去を受け止め未来の自分を見つめること

それぞれ説明します。

(1) 愛情への思い込みを認識すること

意識を変えて自己肯定感を高める第一歩は、自分のダメな部分を認めることです。あなたはもしかしたら、「人を愛せない自分」や「人から愛されない自分」を無意識に否定しているのかもしれません。

しかし、本来はどんなあなたでも愛されていいのです。先ほどご紹介したタイプで例えると、愛情に対して次のような思い込みがあるはずです。

・「愛情枯渇タイプ」……自分はどうせ愛してもらえない
・「愛情否定タイプ」……人の愛情は信じられない
・「プライドタイプ」……欠点がある自分は愛されない

これら無意識の思い込みを認識し、反対の意味に書き換えることを意識するだけで、人は変わっていけます。

・自分はどうせ愛してもらえない→自分は愛される価値がある
・人の愛情は信じられない→心から愛してくれる人はいる
・欠点がある自分は愛されない→欠点があっても愛してもらえる

恋愛がうまくいかない人は、自分に無意識の思い込みがないか、ぜひ考えてみてください。

(2) 自分で自分を大切にすること

自己肯定感が低い人は、自分を大切にすることが苦手です。そして、自分を大切にできない行動は習慣としてクセづいてしまいます。

例えば、次のような方は多いのではないでしょうか。

・自分の気持ちより相手がどう思うかを優先してしまう
・言いたいことを言えずに我慢してしまう

こうした考えグセは、自ら不幸を招いてしまう原因となります。自分の本当の気持ちを押し殺し、知らず知らずのうちに自分自身を傷つけてしまうのです。

自分自身を大切にするためには、次のことを意識して行ってみましょう。

・自分が楽しい、好きと感じたことを追求する
・言いたいことを言う訓練をする

まずは恋愛にこだわりすぎず、自分だけの時間を大切にしましょう。少しでも「楽しい」と思うことがあれば、積極的に取り組みましょう。

楽しいことを見つける経験は、自分自身をポジティブに捉えるきっかけになり、自己肯定感を高めていけます。楽しむことに罪悪感を感じる必要はありません。

それから、言いたいことを言えることも大切。人の顔色をうかがうよりも、自分の意見をまっすぐ言えるように努力しましょう。

嫌われる不安は、自分自身の愛情への不安からくる部分も大きいです。「本心を伝えても嫌われない」という経験を積めると、自信や愛情の肯定にもつながっていきます。

(3) 過去を受け止め未来の自分を見つめること

自己肯定感が下がると、ネガティブな思考にとらわれやすくなります。嫌な体験や想像上の他人の気持ちを何度もループして考えてしまう人も多いのではないでしょうか。

しかし、過去の自分にとらわれネガティブ思考を繰り返すことからは何も生まれません。むしろ、自らストレスを生み出し、自ら自信を失っていく負のループに陥るだけです。

過去の失敗、過去の恋愛も「それも自分」とそのまま受け止め、それ以上考えすぎることをやめましょう。

マイナス思考を止めるには、気づいた時点で深呼吸し、悪い思考から意識を逸らしましょう。体を動かすことや、好きなことに没頭することがおすすめです。

「過去の自分」「ダメな自分」をそのまま認めたら、どんな自分になりたいのかを大切に、未来に目を向けましょう。意識が前を向けるようになると、自己否定のループから抜け出し、自分を認められるようになっていきます。

自己肯定感を高めて自分らしく恋をしよう

自己肯定感を高めるには、偏った愛情の捉え方に気づき、ダメな自分を認めることです。過去にどんな失敗をしようとも、自分を大切にできなかったとしても、大切なのはこれからのあなたです。

自己肯定感はすぐに高められるものではありませんが、今回ご紹介した3ステップを意識していけば、必ず変われます。

(1) 愛情への思い込みを認識すること
(2) 自分で自分を大切にすること
(3) 過去を受け止め未来の自分を見つめること

自己肯定感を高めると、恋愛のみならず、人生すべてにおいて幸せを見つけられるようになります。あなたの未来が、幸せに溢れたものになりますように。

 

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