なぜ、あのリーダーには人がついてくるのか?アドラー心理学で高める自己肯定感と「人がついてくる」新時代のリーダーシップを解明

リーダーシップに悩む女性

「チームがうまく機能しない…」

「部下の主体性をどう引き出せばいいのか分からない…」

「リーダーとしての自分のやり方に、時々自信がなくなる…」

個人起業家として、あるいは経営者として、キャリアを重ねて事業を牽引する立場にあるあなた。
日々、事業の成長と組織のマネジメントという大きな責任を背負い、奮闘されていることでしょう。

しかし、その一方で、上記のような「人」に関する悩みが、尽きることはないのではないでしょうか。

かつてのような「指示命令型」のトップダウンなリーダーシップが通用しなくなり、多様性(ダイバーシティ)が重視される現代。私たちは、メンバー一人ひとりの個性と能力を最大限に引き出し、自律的なチームを育てる「新しいリーダーシップ」を求められています。

もし、あなたがリーダーシップのあり方に悩み、ご自身の自己肯定感が揺らぐ瞬間があるのなら、この記事はあなたのためのものです。

こんにちは。自己肯定感の第一人者、中島輝です。


これまで数多くのリーダーや経営者の方々とお会いしてきましたが、成功しているリーダーにはある共通点があります。それは、ブレない「自己肯定感」を土台に、アルフレッド・アドラーが提唱した「アドラー心理学」の原則を自然と実践していることです。

この記事では、なぜ今、アドラー心理学がリーダーにとって最強の武器となるのか、そして、その土台となる自己肯定感をいかにして育むのかを、具体的かつ実践的に解説していきます。

長文ですが、読み終える頃には、あなたのリーダーシップに関する悩みは確信に変わり、明日からチームとの向き合い方が劇的に変わることをお約束します。ぜひ、ブックマークして、何度も読み返せるようにしてください。

なぜ今、優秀なリーダーほど「アドラー心理学」を学ぶのか?

「アドラー心理学」と聞くと、『嫌われる勇気』という書籍を思い浮かべる方が多いかもしれません。アドラー心理学は、オーストリアの精神科医アルフレッド・アドラーによって創始された心理学で、「自己決定性(自分の人生は自分で決められる)」や「対人関係論」に重きを置いているのが特徴です。

では、なぜこの100年以上前の心理学が、変化の激しい現代(VUCA時代)を生きるリーダーたちにとって、これほどまでに有効なのでしょうか。

その理由は、アドラー心理学の本質が「個人の自律」と「他者との協調」を促すための哲学であり、まさに現代のリーダーシップに求められる要素そのものだからです。

従来のピラミッド型組織では、リーダーは「指示」や「管理」を主な役割とし、部下はそれに従う、という「縦の関係」が基本でした。しかし、市場が複雑化し、働き方の価値観も多様化した現代において、このスタイルは機能不全を起こしつつあります。

今、求められているのは、メンバー一人ひとりが自らの頭で考え、主体的に行動し、互いに協力し合う「自律分散型」のチームです。

そして、そのようなチームを創り出すリーダーには、メンバーを上から支配するのではなく、横から支え、彼らの可能性を引き出す「サーバントリーダーシップ」「共創型リーダーシップ」が不可欠です。

アドラー心理学の「課題の分離」「横の関係」「勇気づけ」といった概念は、この新しいリーダーシップを実践するための、極めて強力な思想的バックボーンとなるのです。

リーダーシップの質は「自己肯定感」で9割決まる

そして、アドラー心理学をベースとしたリーダーシップを実践する上で、絶対に欠かせない土台があります。
それが、リーダーあなた自身の「自己肯定感」です。

自己肯定感とは、「ありのままの自分をかけがえのない存在として肯定し、受け入れる感覚」のこと。これは、単なるポジティブシンキングや自信過剰とは全く異なります。良い部分も悪い部分も含めて「OK」を出せる、心の安定した状態を指します。

自己肯定感が低いリーダーが陥る「3つの罠」

もし、リーダーであるあなたの自己肯定感が低い状態にあると、チームにどのような影響が及ぶでしょうか。

  1. 過剰なマイクロマネジメント: 自分の判断に自信がないため、部下のやることなすことすべてが不安になります。結果、細かい指示を出しすぎたり、常に進捗を監視したりして、部下の自主性や成長の機会を奪ってしまいます。
  2. 部下への不信と批判: 「どうせできないだろう」という前提で部下を見てしまい、小さなミスを厳しく追及したり、責任転嫁したりしがちです。これは、自分の立場を守りたいという防衛本能の表れでもあります。
  3. 承認欲求に基づく意思決定: 部下や周囲から「すごいリーダーだと思われたい」という欲求が強くなり、本質的な課題解決よりも、短期的な成果や聞こえの良い評価を優先してしまいます。チームはリーダーの顔色をうかがうようになり、自由な発想は生まれません。

心当たりはありませんか? これらはすべて、リーダー自身の「自己肯定感の低さ」が根源にあるのです。

自己肯定感が高いリーダーが創り出す「心理的安全性」

一方で、自己肯定感が高いリーダーは、心に余裕があります。

  • ありのままの自分を受け入れているため、他者からの評価に一喜一憂しません。
  • 自分の能力と価値を信じているため、部下の能力も信じ、安心して仕事を任せられます。
  • 部下の成功を自分の成功のように心から喜べます。
  • 失敗を恐れず、それを学びの機会と捉えることができます。

このようなリーダーが率いるチームには、「心理的安全性」が生まれます。


心理的安全性とは、「このチームの中では、対人関係のリスクを恐れずに、誰もが安心して自分の意見を言ったり、挑戦したりできる」と信じられる状態のことです。

心理的安全性の高いチームでは、メンバーは失敗を恐れずに新しいアイデアを提案し、互いに助け合い、驚くほどのパフォーマンスを発揮します。

つまり、リーダーの自己肯定感は、チームの心理的安全性を育み、ひいては組織全体の成果を左右する、最も重要な基盤なのです。

そして何より、自己肯定感は生まれ持った才能ではなく、正しい知識とトレーニングによって、誰もが高めることができる「技術」であるということを、覚えておいてください。

停滞した空気のチーム

リーダーの不安はチームに伝染する。停滞した空気は、リーダー自身の心の中を映す鏡かもしれない。

アドラー心理学で覚醒する!
新時代のリーダーシップを支える5つの柱

ここからは、あなたのリーダーシップを根底から変える、アドラー心理学の5つの重要な柱を解説します。それぞれの柱が、いかにリーダー自身の自己肯定感を支え、チームを成長させるかを感じながら読み進めてください。

【柱1:課題の分離】部下を信じて「任せる勇気」。マイクロマネジメントからの解放

アドラー心理学の最も有名な概念の一つが「課題の分離」です。これは、「それは、誰の課題なのか?」を冷静に見極め、他者の課題には踏み込まない、という考え方です。

例えば、部下が仕事で成果を出せるかどうかは、本来「部下の課題」です。リーダーの課題は、部下が成果を出せるように環境を整え、必要な支援をすることであり、部下の代わりに成果を出すことではありません。

◆リーダーシップへの応用
「この仕事の最終的な責任は私が取る。だから、あなたなりのやり方で、まずは挑戦してみてほしい」と伝え、部下を信じて任せる。これが課題の分離の実践です。もちろん、丸投げとは違います。困ったときにはいつでも相談に乗る姿勢は見せつつも、答えをすぐ与えるのではなく、「君ならどう考える?」と問いかけ、本人の思考を促すのです。

◆自己肯定感との関連
課題の分離ができるリーダーは、「部下にはこの課題を乗り越える力がある」と信じています。これは、翻って「自分には、たとえ部下が失敗しても最終的な責任を取れるだけの力がある」という、自分自身への深い信頼(自己信頼感)がなければできません。課題の分離を実践することは、リーダー自身の精神的な負担を軽減し、「自分は自分の役割に集中すればいい」という安定した自己肯定感に繋がります。

【柱2:目的論】部下の「困った行動」の裏にある“本当の目的”を見抜く

部下がミスをしたり、会議で非協力的な態度を取ったりしたとき、私たちは「なぜ、そんなことをしたんだ!(原因論)」と過去の原因を追及しがちです。

しかし、アドラー心理学では、「何のために、その行動をしているのか(目的論)」という未来の目的に焦点を当てます。

◆リーダーシップへの応用
部下の問題行動に対して、感情的に叱責するのではなく、「その行動を取ることで、あなたは何を得ようとしているのかな?」「何か困っていることがあるなら、話を聞かせてほしい」と、冷静に問いかけてみましょう。

相手を「問題児」として裁くのではなく、「目的」を持った一人の人間として対話する姿勢が、思わぬ本音を引き出し、本質的な解決に繋がります。

◆自己肯定感との関連
「目的論」で相手を理解しようとする姿勢は、「自分は相手を色眼鏡で見ずに、ありのままを理解できる」という自己受容感と繋がっています。部下を罰するのではなく、救おうとする関わり方は、リーダーとしてのあなたの器を大きくし、「自分は他者に貢献できる存在だ」という自己有用感を育むのです。

【柱3:横の関係】「ほめる」「叱る」はもう古い。対等なパートナーシップを築く

アドラー心理学では、親子や上司部下であっても、すべての対人関係は「対等な横の関係」であるべきだと考えます。

そして、この観点から言うと、「ほめる」も「叱る」も、実は相手を自分より下に見た「縦の関係」のコミュニケーションなのです。

◆リーダーシップへの応用
ほめる代わりに感謝を伝える: 「(すごいね、優秀だね、ではなく)〇〇さん、この前の資料、すごく助かったよ。ありがとう」
叱る代わりに協力を依頼する: 「(なんでできないんだ!ではなく)この件、どうすればうまく進められるか、一緒に考えてくれないかな?」
このように、相手を「評価の対象」ではなく「対等なパートナー」として扱うことで、健全な信頼関係が生まれます。

◆自己肯定感との関連
他者を「横の関係」で捉えられるのは、リーダー自身が「自分は誰かと比較しなくても、ありのままの自分に価値がある」という絶対的な自己肯定感を持っているからです。役職や能力で人の上下を判断しない姿勢は、チーム内に安心感をもたらし、結果的に「自分はこんなに素晴らしいチームを率いている」というリーダー自身の自己肯定感をさらに高めるという好循環を生みます。

【柱4:勇気づけ】部下の「困難を克服する活力」を引き出す究極のスキル

「横の関係」を前提としたコミュニケーション、それが「勇気づけ」です。勇気づけとは、相手が困難を克服するための活力を与えるアプローチのこと。

「ほめる」が結果(アウトプット)や能力に対する「評価」であるのに対し、「勇気づけ」は、存在そのものや、プロセス、貢献、意欲に焦点を当てます。

◆リーダーシップへの応用
「勇気づけ」は、チームの心理的安全性を高め、メンバーの挑戦意欲を引き出すための最も直接的で効果的なスキルです。日々の挨拶に「〇〇さん、おはよう!昨日はありがとう」と一言添えるだけでも、立派な勇気づけになります。意識して「勇気づけ」のシャワーをチームに降り注ぐことで、雰囲気は劇的に明るくなります。

◆自己肯定感との関連
「勇気づけ」は、相手の自己肯定感を直接育む行為です。そして、人に勇気を与えることができるのは、自分自身の心に勇気のエネルギーが満ちているからに他なりません。他者を勇気づけることは、巡り巡って「自分は他者に良い影響を与えられる価値ある存在だ」という自己肯定感(自己有用感)を、リーダー自身にもたらしてくれるのです。

【柱5:共同体感覚】「貢献感」が最強のチームを創り出す

アドラー心理学のゴールとも言える概念が「共同体感覚」です。これは、「自分は、仲間たちがいる共同体(チーム、会社、社会など)の中で、有益な一員である」と感じられる感覚のこと。

「ここにいてもいいんだ」という所属感と、「自分は仲間の役に立っている」という貢献感から成り立っています。

◆リーダーシップへの応用
リーダーの最も重要な仕事は、この「共同体感覚」をチーム内に醸成することです。
・チームのビジョンや目標を明確に共有し、「私たちは同じ船の乗組員だ」という意識を作る。
・メンバー一人ひとりの役割が、チーム全体の目標達成にどう繋がっているのかを伝え、彼らの仕事の意味と価値を言語化する。
・会議や日々のコミュニケーションの中で、全員の貢献に光を当て、感謝を伝える場を意図的に作る

◆自己肯定感との関連
リーダー自身が「私はこのチームに貢献できている」と感じられているとき、その自己肯定感は非常に安定します。そして、メンバー一人ひとりが「自分もこのチームに貢献できている」と感じられる場を作ることで、メンバーの自己肯定感は高まり、チームへのエンゲージメントは最大化します。貢献感の連鎖こそが、持続的に成長するチームの原動力であり、リーダーとしての最高の喜びと自己肯定感の源泉となるのです。

活気のあるチーム

対等な対話と「勇気づけ」が、チームのポテンシャルを最大限に引き出す。

【実践ワーク】
あなたとチームを変える!アドラー流リーダーシップ実践ドリル

理論を学んだら、次は実践です。ここからは、あなたの自己肯定感とリーダーシップを具体的にアップデートするための3つのワークをご用意しました。ぜひ、静かな環境で、ご自身の心と向き合いながら取り組んでみてください。

《自己診断編》あなたのリーダーシップの土台「自己肯定感」チェックテスト

まずは、現在のあなたの心の状態を客観的に見てみましょう。
以下の10個の質問に、直感で「はい」「いいえ」「どちらともいえない」で答えてみてください。

  1. 部下の成功を、嫉妬や焦りを感じずに心から喜べるか?
  2. 自分の下した判断や決定に、後から過剰な不安を感じることは少ないか?
  3. 部下や他者からの批判を、人格否定と捉えずに客観的に受け止められるか?
  4. 自分の弱みや不得意なことを、チームメンバーに正直に開示できるか?
  5. 「リーダーはこうあるべきだ」という理想像に縛られすぎていないか?
  6. 部下に仕事を任せる時、「どうせ無理だろう」ではなく「きっと大丈夫」と信じられるか?
  7. チームの成果が出た時、「自分のおかげだ」よりも「みんなのおかげだ」と自然に思えるか?
  8. 誰かに頼ったり、助けを求めたりすることに抵抗はないか?
  9. 自分の意見が少数派でも、場の空気に流されずに発言できるか?
  10. リーダーという役割を、プレッシャーよりも「やりがい」や「貢献の機会」だと感じられているか?

【診断結果】

「はい」が7個以上: 素晴らしいです!あなたは安定した自己肯定感を土台に、健全なリーダーシップを発揮できています。この記事で学んだことを意識すれば、さらに素晴らしいリーダーになれるでしょう。

「はい」が4〜6個: リーダーとして奮闘する中で、自己肯定感が揺らぐ場面があるかもしれません。特に「いいえ」と答えた項目が、あなたの成長のヒントです。次のワークで具体的なスキルを身につけていきましょう。

「はい」が3個以下: 現在、リーダーとしての重圧で、自己肯定感がかなり低下している可能性があります。しかし、心配はいりません。自己肯定感は技術です。この記事を読み込み、意識的にトレーニングすることで、必ず変化を実感できます。まずは自分自身を労ってあげることから始めましょう。

《実践編》明日から使える!「勇気づけ」言い換えワークシート

「縦の関係」の言葉(ほめる・叱る)を、「横の関係」の言葉(勇気づけ・感謝・協力依頼)に言い換える練習です。

よくある「縦の関係」の言葉(Before)「横の関係」の言葉(After)に言い換えてみよう!
Case1:ミスをした部下に対して
「なんでこんな簡単なミスをしたの?」
例:「大丈夫?何か困ったことがあったかな。次どうすれば防げるか、一緒に考えようか」
Case2:目標を達成した部下に対して
「君は本当に優秀だね。すごいよ」
例:「目標達成おめでとう!粘り強く取り組んでくれたおかげだね。本当に助かったよ、ありがとう」
Case3:なかなか意見を言わない部下に対して
「君も何か意見を言いなさい」
例:「〇〇さんの視点からの意見もぜひ聞いてみたいな。どんな些細なことでもいいんだけど、どう思う?」
Case4:期待以上の成果を出した部下に対して
「期待以上だよ、天才だね!」
例:「素晴らしい成果だね!どんな工夫をしたのか、ぜひみんなにも共有してくれないかな?」

《整理編》心の負担が軽くなる「課題の分離」実践シート

今、あなたが抱えている仕事や人間関係の悩みを書き出し、「課題の分離」をしてみましょう。
頭の中が整理され、自分が本当に集中すべきことが見えてきます。

1. 今、あなたが抱えている悩みや課題をすべて書き出してください。
例:部下のAさんがなかなか育たない、新規プロジェクトの進捗が遅れている、B社との交渉が難航している…

2. その課題は、下の3つのうち、どれに分類されますか?

  • A. 自分の課題(自分の努力や工夫で直接コントロールできること)
    例:部下へのフィードバックの方法を見直す、プロジェクトのタスクを再設計する、B社への新たな提案を考える
  • B. 相手の課題(相手が決断・行動することであり、自分ではコントロールできないこと)
    例:Aさんがフィードバックを受け入れて成長するかどうか、B社の担当者が提案を受け入れるかどうか
  • C. 共同の課題(自分と相手が協力して取り組むべきこと)
    例:Aさんと1on1の時間を設けてキャリアについて話し合う、プロジェクトメンバー全員で遅延の原因を分析する

3. 書き出した結果を見て、どう感じましたか?
「B. 相手の課題」について、これまで過剰に悩み、コントロールしようとしていませんでしたか?


あなたが今すぐエネルギーを注ぐべきは「A. 自分の課題」「C. 共同の課題に取り組むための働きかけ」です。

相手の課題は相手を信じて手放す。この意識だけで、あなたの心の負担は劇的に軽くなるはずです。

アドラー心理学と自己肯定感を学び、
さらに飛躍するために

ここまで、アドラー心理学と自己肯定感を軸とした新しいリーダーシップについて、詳しく解説してきました。ワークを通じて、新たな気づきを得られた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、最も大切なのは、これらの知識を「知っている」状態から「できる」状態へと引き上げ、無意識レベルで実践できるようになることです。そのためには、継続的な学びと、安全な場で実践を繰り返す経験が欠かせません。

もし、あなたが、

  • 初対面のお客様や取引先とも、もっと自信を持ってスムーズに関係を築きたい
  • プレゼンや大勢の前で話す場面での、過度な緊張から解放されたい
  • 『嫌われる勇気』を読んだけれど、次の一歩をどう踏み出せばいいか分からない

と感じているなら、それはあなたのリーダーとしての伸びしろのサインです。


以下の記事では、さらに具体的なコミュニケーションの悩みを解決するヒントを解説しています。ぜひ、合わせてお読みください。

▶ 「もう緊張しない」初対面でも自信を持って話せるようになる方法【自己肯定感×アドラー心理学で変わるコミュニケーション】

▶ 【アドラー心理学で“本当の自信”を手に入れる】自己肯定感を育む6つの力と『嫌われる勇気』の次にすべきこと

▶ プレゼンが怖いあなたへ。アドラー心理学と自己肯定感で「話すのが苦手な自分」から抜け出す方法

まとめ:自己肯定感を土台としたアドラー流リーダーシップで、あなたとチームの未来を変える

最後に、本日の内容をまとめます。

  • 現代のリーダーには、指示命令型ではなく、メンバーの主体性を引き出すアドラー心理学に基づいたアプローチが不可欠である。
  • そのリーダーシップの質を決定づける土台となるのが、リーダー自身のブレない「自己肯定感」である。
  • リーダーシップを覚醒させる鍵は、アドラー心理学の5つの柱(①課題の分離、②目的論、③横の関係、④勇気づけ、⑤共同体感覚)を理解し、実践すること。
  • リーダーが「勇気づけ」を実践し、チームに「貢献感」を醸成することで、メンバーの自己肯定感は高まり、チームは最高のパフォーマンスを発揮する。

リーダーであるあなたが変われば、チームの空気は変わります。
チームが変われば、組織全体が変わり、事業はさらに成長軌道に乗るでしょう。

自己肯定感を高め、アドラー心理学を実践することは、変化の激しい時代を生き抜く私たち女性リーダーにとって、何物にも代えがたい一生モノの武器となります。

あなたのリーダーシップが、あなた自身と、あなたの大切なチームメンバーの未来を、より豊かで輝かしいものにすることを、心から願っています。

あなたのリーダーとしての可能性を、
ここで最大限に引き出しませんか?

この記事でご紹介した、自己肯定感を土台としたアドラー心理学のリーダーシップ。
その本質を、もっと深く、もっと体系的に学び、あなた自身の血肉として身につけたいと思いませんか?

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